秋はブレークスルーのチャンス!負のスパイラルから脱却するためには
こんにちは。エル・アシュールです。
この秋、天空では、大きな変化や人生の再構築をうながす配置が起こります。
ひとつは、10月初旬に火星、木星、天王星によって形成されるグランドトライン(正三角形)。
9月23日の冥王星順行。
10月8日の月蝕。
10月24日の部分日蝕。
この中でも、火星、木星、天王星のグランドトラインは、ブレークスルーをもたらします。天王星は枠を超えて、現状を打破し変えていく星。木星はそれを拡大し、チャンスや幸運へと結びつけます。
今まで超えられなかったハードルや限界を超え、新しいフィールドへと進む流れがやってくるのがこの秋です。時を同じくして、月蝕や日蝕が起こり、過去を手放して、必要のない恐れや習慣、古いパターンを捨て、人生を再創造する機会をもたらします。
自信がなくて一歩踏み出せなかった人、変えたいと思いながらも、自らその流れをとめてしまっっていた人にとっては、そこから脱却する大きなチャンスです。
また、今まで頑張ってきた人、試行錯誤してきた人は、乗り越えられなかったハードルや心の壁を超え、一歩高いフィールドへと進むようなことが起こるでしょう。でも、その流れに乗るためには、ひとつの葛藤を乗り越える必要がありそうです。
それは、9月22日、射手座の火星と魚座の海王星によって形成される90度です。
この配置は、理想やビジョン(海王星)と現実のアクション(火星)がチグハグになっている状態です。これが、射手座と魚座で起こります。両者は、ともに高い理想を持つ星座なのですが、目指す世界がちょっと違います。
熱狂的で情熱的な火のグループである射手座は、高い目標やビッグなテーマに挑んでそれを達成したいという理想。
一方、魚座は、情緒的で感情的な水のグループ。すべての人が幸せで苦しみがない世界を創りたい。愛と思いやりあふれるユートピアを地上で実現するのが理想です。
この配置が、望みがあるのにも関わらず、
「目指す世界に一人で突き進んじゃっていいのかな。まわりの人はどう思うだろう。本当は○○したほうが(○○でいるほうが)丸く収まるんだよね」
「自分を信じて大丈夫なのかな。失敗した時、『だから言ったじゃない』」って言われないかな。」
という不安や迷いをもたらすのです。
そして、そのスパイラルにハマってしまうと、グルグル悩んで、心身消耗。そのうち、何が欲しくて、何がしたいんだかわからなくなる。
その葛藤を統合し、望みにしっかりとフォーカスできた人だけが、グランドラインのブレークスルーの流れにのって進んでいきます。
そのためには、射手座のシンボルの如く、しっかり的を絞ることが大事です。グランドトラインは火の星座でおきるので、自分主体、自分に正直が大事です。そして、「今この瞬間」にエネルギーを注いでいく。
火はそのとき、そのときで、情熱的に生きることを楽しむグループ。遠い未来のために、何か起こったときのためではなく、「今、ここ」にフォーカスする。人になんといわれようが、自分が今、この瞬間ワクワクできることに向かって、覚悟を決めて飛び込む。
そして、チャレンジし続ける。
そうすることで、この秋のダイナミックで、祝福された変化を人生に呼びこむことができます。
<TEXT/エル・アシュール>
ブレークスルーの 流れにのる方法
エル・アシュール
占術研究家、神秘学研究家。日本占星学会主任講師。ACC認定エンジェリックチャネラー(R)。1998年より占術家としての活動を開始。雑誌やWeb等各種メディアで占い記事の執筆、ケータイ3キャリア公式占いサイト『宿縁の絆』『天使の預言』の監修を行う一方、 占星術やエンジェルオラクルカードの講座、ライフパーパスリーディング、エンジェル・リーディングなどの個人鑑定も行う。著書に『エンジェルカード・レッスン』(鉄人社)『ギリシア神話守護神占い』(青春出版社)、監修本に『奥様は魔女超シアワセ恋愛魔法BOOK』『スターウォーズ24キャラ占い』(講談社)がある。公式HP Angelic Guidance~天使の導き~ http://synastryhouse.com