――今回のまっこさんのポストは、同じような悩み持つママさんの投稿を引用リポストする形で発信されていました。その方は「母子手帳よりも予防接種の予診票デジタル化してくれ」「何回名前と住所と電話番号と出生体重かかせるつもりだ」とつぶやいていましたね。
まっこ:知らない方が書いた投稿だったのですが、「本当にそうだよな」と思ってリポストしました。あのときは夫が目の前にいて、彼の目の前でタトゥーをパシャっと撮ったのですが、「なんで撮ってんの?」と言われたのも覚えています(笑)。
――同じ悩みを持ったママさんのポストを見て、「私はこうしている」と発信した。つまり、なにも考えずに入れたタトゥーというわけではなく、実用性を考えて刻んだということですね。
まっこ:はい。実用性が一番で、あとは私的にも「子どもが生まれ、なにか記念になるものが欲しい」という思いもありました。夫にネックレスをねだってみたり、自分で「ちょっと高い買い物してみようかな」とも考えたのですが、このタトゥーを入れることにしました。
――双子ちゃんは2025年3月1日に産まれたとのことですが、タトゥーを入れたのはいつになりますか?
まっこ:産後半年ぐらいたった頃だったと思います。夏はあまりタトゥーを入れないほうがいいとも聞いていたので、涼しくなってから入れた記憶があります。
あと、予防接種が始まるのが生後2か月からで、そのときに「うわ、こんなに書くんだ」とびっくりしてしまって(笑)。どうしようかなというのもあって……という感じです。
――ちなみに、タトゥーを入れたのは今回が初めてですか?
まっこ:ほかにも入ってはいるのですが、それはタトゥーというか眉アートです。
――では、わかりやすいタトゥーとしては今回が初めてになりますね。周りの人たちからはどんな反応がありましたか?
まっこ:今回のポストで、実際にいろんなことを言われました(苦笑)。私、渋谷で「BarLOTUS」というミュージックバーのオーナーをやっていて、主にバンドマンやバンドのファンの人たち、若い20代のお客さんなどが飲みに来てくださるので、わりとタトゥーが入っているのは当たり前な感覚なんですね。だから、私の認識としてもタトゥーへのハードルは結構低くなっていたんです。
――実際、タトゥーに対するハードルは社会的にも低くなっている印象です。しかも、ママとしての実用性があり、愛もある。だから、いろいろなことを言われたというのは意外でした。
まっこ:メンタルをやられるまではいかなかったのですが、すごく言われたし、「自分自身を顧みなきゃいけないのかな」「もっとしっかり隠したほうがいいのかな」という気持ちにはなりました。
――実際、どんな声が届いたのでしょうか?
まっこ:一番きつかったのは、「統合失調症か?」と言われたことです。あと、数名の方からは「罪人」とも言われました。たしかに、過去の文化的にはそうなんですけど(笑)。
――でも、それは意味合いが全然違うし……。逆に、ポジティブな反応はありましたか?
まっこ:体感では、7割ぐらいの方から「カッコいい」というお声をいただきました。特に言われてうれしかったのは、「初めてタトゥーをカッコいいと思った」「これだったら入れてみたい」というリプライです。「『タトゥーなんて』と思っていたけれど、あなたのタトゥーは入れている内容が素晴らしい」「育児も真剣にやられていて、タトゥーに対する偏見がなくなりました」という反応が一番うれしかったです。