――直に会う方はどんな反応でしたか?
まっこ:普段は腕時計でタトゥーを隠しているんです。入れるときにタトゥーアーティストさんにご相談し、ちょうど腕時計で隠れる位置に調整して入れました。

ちょうど腕時計で隠れる太さ
隠れていない状態のタトゥーを見た方からは、「ブレスレットかと思ったらタトゥーなんですね」と言われました。「私、忘れちゃうんでメモ代わりに入れました」「記念に入れました」という話をすると、ほとんどの方は「素敵だね」と言ってくださいます。
たぶん、目の前で悪いことを言う人ってあまりいないと思うんですよ。だから、面と向かってマイナスな意見を言われたことはないです。面と向かって言われたのは親くらいかな(笑)。
――親御さんからはなにを言われたんですか?
まっこ:実はうちの父、お坊さんなんですね。世間体ももちろんあるので、いい顔はしませんでした。私、タトゥーを入れるぐらいなので実家にいる頃からピアスを結構開けていて。だから、「まあ、いつか入れるとは思ってたよ」とは言われました(苦笑)。
――でも、いわゆる和彫りでもないし、どギツイシンボルを入れているわけでもない。このタトゥーは素敵だと思います。
まっこ:ただ、特に年配の方に「タトゥー=反社」というマイナスイメージがあるのは当然だと思います。
――たしかに、文化的にそういう認識で育ってきた世代ですからね。
――個人的には、まっこさんのタトゥーはすごく素敵だと思いました。双子ちゃんたちが育ったあと、改めて意味を伝えたら喜ぶのでは?
まっこ:今も、お風呂のなかで迷路を辿るみたいになぞって遊んでいますね(笑)。
――今、双子ちゃんたちは2歳半くらいなので、タトゥーの意味はまだわからないですよね。
まっこ:意味はわかっていないと思いますけど、お風呂で触ってきたら「あなたたちが生まれた日付と時間と重さだよ」と伝えています。私自身、書類を書く以外のときも「入れてよかったな」と実感する毎日です。やっぱり記念ですし、実用性以外の意味合いでもそう思います。
――もし、双子ちゃんの次に新しいお子さんを授かったときも、やはりタトゥーを入れますか?
まっこ:もちろん、入れます。双子の分は手首に入れているので、順序的にはその下になると思います。肘側にもう1本足す形で入れようと思うのですが、そうすると腕時計の太さでは足りないかもしれない(笑)。
隠すことを考えると、次は太ももの上のほうに入れるかもしれません。ちょっと短いズボンをはけば隠れて、かつ書類を書くときにちらっと見えるぐらいの場所がいいかもしれないですね。
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実用性を考えた結果であり、メモリアルとしての意味も持つ“双子タトゥー”。時間のあまりない働くママならではの発想が素敵だと筆者は感じましたが、いかがでしょうか?
過激派ではありつつ、ハートウォーミングなママのアイデアでした。
<取材・文/寺西ジャジューカ>