「アイドルは天職」日向坂46卒業から2年、元エースが明かす意外な本音…それでも「自分を芸能人だと思ったことがない」理由
自分が芸能人だと意識することはない
――生活のなかで、「自分って、本当にアイドルなんだ。芸能人なんだな」と実感した瞬間はいつですか?
齊藤:たとえばファンの方からお声をもらったりすると、自分が思っている以上に活力を与えられていたんだなと感じることはありましたが、自分のことを芸能人だと思ったことは1回もないんです。
だから普段から、出演者の方よりスタッフさんのほうが仲良くなります。バラエティ番組などに出ると、「変わり者」という扱いをされることが多くて、そのイメージが強いのか、「え、普通じゃん」と言われることが多いです。もっと変わってる人ばかりだからかもしれませんけど(笑)。とにかく普段、自分が芸能人というのは意識していないです。
――街中で話しかけられたりということは。
齊藤:全くないです。私バレないんです。
――マスクをしてキャップをかぶって、といったことをされているからでは。
齊藤:たしかに。見られた時に絶望的なドすっぴんを晒すよりは、「マスクと帽子で出かけよう」みたいなときはあります。がっかりさせないためでもあります(笑)。あと、そういえば、電車の中で「齊藤京子」という単語が聞こえてきて、ビクッとなるときはありますね。「バレたかな?」と思うんですけど、私には気づいてなくて、普通に会話の中に出てきていたみたいで。そういうことは何度かありますね。
俳優業も、バラエティも、歌も、全部を並行してやっていきたい
――2026年はキャリア10周年の年です。
齊藤:そうなんですよ。20代最後の年にもなりますし、10周年という、ついに2桁になるんだなと。いつまでも「まだフレッシュでやらせてもらいます」なんて言っていられないと感じています。10年もこの世界にいさせていただいているという自覚を、改めてちゃんと持って、10周年らしく、俳優としてもタレントとしても、しっかりと活動していきたいです。
――「俳優としてもタレントとしても」とのことですが、最後に、今後の活動の“野望”を教えてください。
齊藤:「どんな人になりたいですか」とよく聞かれるのですが、あえて目標の人を決めないようにしています。その人には絶対になれないし、「自分らしくていいんだな」と最近すごく思うようになりました。
私は俳優業も、バラエティも、歌も、全部が好き。だから、どれか一つに絞るのではなく、全部を並行してやっていく、自分だけの新たなオリジナルになりたいと思っています。そしていつか、「齊藤京子さんみたいになりたい」と、誰かに言ってもらえるような存在になれたら、それが一番の目標です。
<取材・文・撮影/望月ふみ ヘアメイク/正田篤子 スタイリスト/髙橋美咲>
映画『恋愛裁判』は1月23日(金)より公開
(C) 2025「恋愛裁判」製作委員会望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi


