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「心から喜べない」「モヤモヤする」…放置すると危険な“半うつ”とは。医師がすすめる意外と簡単な対策

具体的に何をすれば良いのか? 意外と簡単な方法たち

スマホを見る女性 うつは4つの回復ステップがあるそうです。まず、睡眠と食事で土台を作り、セロトニン→ドーパミン→ノルアドレナリンと神経伝達物質を整えていくのだとか。 「半うつ」も同じ回復ステップを踏むことで、自らで改善することを目指します。第3章~第6章は、具体的な方法が紹介されています。 セロトニン……心の安全装置 ノルアドレナリン……やる気の素 ドーパミン……ワクワクの素  ざっくり言うと3つの神経伝達物質はこうした役割があるらしく、この3つを正常に働かせるために行動をします。意外と一つ一つは簡単にできることばかり!  例えば、土台となる食事において、食べ物をどう選び食べるべきか。スマホやギャンブルといった、休んでいるようで休めていない「偽休息」を自覚する。「体」「心」「時間」のストップサインを自覚する練習をする、などなど。  自分にもついつい食事中についスマホを見てしまう癖があると気づき、反省。食事に集中してみることにトライしました。ごまやふりかけ、ツナ缶などを混ぜた、自分オリジナルおにぎりのおいしさを感じることができ、食事の満足感が段違いでした。  手軽にできると言っても、「半うつ」がうつに限りなく近い状態だったら難しいかもしれません。一旦試してみて、もし何もできない! と思い、自分を責めてしまうようなら、繰り返しになりますが、病院に行ってみることをおすすめします。

名前をつけることで、解決することもある

 心理学や社会学に、「ラベリング効果」という言葉があります。要はレッテル(ラベル)を貼られると人はそれに沿いがちということですが、物事に名前がついて、初めて自分の状態を説明できるようになる、これは経験がある人も多いのでは?  著者はうつの手前で苦しんでいる人たちが自分を責めないように、また周りの人が、苦しむ人を追い詰めることがないよう、救いの一手となるように「半うつ」と名前をつけました。  今不調の人も、周りを心配している人も、もちろん自分自身の予防としても、この本は現代社会を生きる私たちに優しく寄り添ってくれます。 <文/宇野なおみ>
宇野なおみ
ライター・エッセイスト。TOEIC930点を活かして通訳・翻訳も手掛ける。元子役で、『渡る世間は鬼ばかり』『ホーホケキョ となりの山田くん』などに出演。趣味は漫画含む読書、茶道と歌舞伎鑑賞。よく書き、よく喋る。YouTube「なおみのーと」/Instagram(naomi_1826)/X(@Naomi_Uno)をゆるゆる運営中
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