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「毎年、自分の時給を設定」登録者180万人超の32歳・美容芸人。“泥水でもすする”ストイックな本性と、したたかな生存戦略に好感を集めるワケ

令和を生き抜く“したたかなクレバーさ”が若者からも支持

レインボー池田さん③

画像:株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ プレスリリースより

特に大きな話題を呼んだのが、2026年1月4日放送の『逃走中2026新春SP~最速スプリンターと開運ダルマ~』(フジテレビ)。池田さんは、8体のハンターが迫りバスにも乗れないという絶体絶命の危機に直面するやいなや、早々に「自首」を選択。ゲーム序盤で賞金も17万円という段階での決断に、ネット上では賛否両論が巻き起こりました。しかし一方で、「あの状況なら自首は賢明な判断」「潔くて逆に好感」といった肯定的な意見も数多く寄せられました。 また、1月15日放送の『ラヴィット!』(TBS)では、「現役女子大生100人が選ぶ付き合いたい芸人ランキング」で見事1位に。芸人仲間からも「今、若手芸人界で一番遊んでいてモテる」と暴露されていますが、その背景には池田さんなりの「したたかな哲学」があります。 「いつ好きな人に出会えるか分からない。その時に相手に好きになってもらうためには、常にモテる状態でいなければ勝負の土俵にすら立てない」――。見た目も中身も磨き続ける必要性を説いたこの持論は、SNSでも大きな共感を呼びました。 さらに、効率を重視する現代の若者らしさも彼の象徴です。2025年12月には、自身のこだわりを詰め込んだ『“せっかちすぎるナイトルーティン”が大バズり! レインボー池田が本気で作った効率厨ポーチBOOK』を発売。毎年自分の「時給」を設定し、タイム・イズ・マネーを地で行く生き方を貫いています。 たとえ「合理的すぎる」と評されることがあっても、目的や将来を見据えて効率を求め、強かに生きる。そのクレバーな考えを堂々と発信することで若者の支持を得ているのは、令和の芸人らしい生き様ではないでしょうか。 当初は端正なルックスや女装、美容を武器に、いわゆる「アイドル芸人」的な方向へ進むかと思われていた池田さん。しかし、単に好きなことを発信するだけではYouTuberと変わりません。その根底には、毎日コントを投稿し続ける継続力と、番組の意図を汲み取った多彩なキャラクター作り、そして過酷なロケにも体当たりで挑むストイックな芸人魂があります。 確かな実力と努力の裏付けがあるからこそ、一見「ズル賢い」とも取られかねない彼の「したたかさ」が、現代においてポジティブな魅力として受け入れられているのではないでしょうか。 <文/エタノール純子>
エタノール純子
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中
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