「お酒を飲んでしまったこともあって、3人で泊まることになったんです。私がベッドを使わせてもらい、修吾と凌空さんは2つあるソファで寝ることになりました。でもしばらくすると、2人がケンカのような感じで話しているのが聞こえて目が覚めたんです」
話を聞くと、どうやら修吾さんと凌空さんは同性パートナーのようでした。そこまで聞いたときに、遥香さんは急にしゃっくりが出てしまいます。起きていることを気づかれて3人で話すことになったのですが、その内容は、まさに衝撃的なものでした。
「凌空さんには寝取られ願望があるらしく、常にひやひやとやきもちを妬いていたいと言うのです。それで、将来は私と3人で暮らせるようさっさと説得してほしいと、修吾に迫っていたのだと説明されました」
事情を聞いた遥香さんは、そんな付き合い方しかできない人もいるのかと驚愕。そして自分の人生が弄ばれているようで恐ろしくなり、速攻で帰宅。その後も2人からはしつこく、3人で暮らそうという説得めいたメッセージが届き続けていると言います。
「2人の希望には応えられないので拒否し続けていますが、幼馴染みの親友に『でもまぁ、30歳を目前にしてハイスペ男子じゃないと恋愛対象にならないとか言っている遥香も、ほかの人からしたら滑稽かもね』と言われて……。イラつきながらも納得してしまいました」
貴重な婚活の時間を奪われて怒り心頭の遥香さんですが、2人を見習い、引き続きハイスペック男子に絞って相手を探し続けたいとのこと。人の価値観はそれぞれですが、誰にも迷惑をかけない範囲なら尊重されるべきなのかもしれません。
―シリーズ「
男と女の『ゆるせない話』」―
【あなたの体験談を募集しています!】⇒
「ありえないと思ったエピソード」などを募集中(採用時に謝礼あり)! 詳細とご応募はここをクリック
<文/山内良子>
山内良子
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意。