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「連れて行けない」原発5kmの自宅に残された愛猫…1か月後の奇跡の再会から、22歳を迎える奇跡

被災しても悩む“災害時の動物家族の守り方”

被災し、災害時に愛猫を守ることの難しさに直面したツユリさんは、いざという時、愛猫を守りやすくなるように、マリンちゃんとの再会後にはハーネスとリードをつけての散歩を行うようになりました。 ツユリさんの愛猫 マリンちゃん「一緒に避難でき、避難先でもストレスなく外に出られるよう、慣らしていきたいと思ったからです。最初は道なき道を歩くマリンに振り回されましたが、今はハーネスをつけながら自然に散歩できるようになりました」 また、被災したからこそ気づいた“動物を守るための避難法”もあります。 ツユリさんの愛猫 マリンちゃん「マリンの場合は、室内に残してきていたら確実に助からなかった。難しい選択ですが、私個人としては大災害で一緒に避難できない状況であれば、ペットは室内に残すべきではないと思いました」 ただ、一緒に避難できた後の暮らしを想像すると、悩むことは多いです。 「避難所にペットを入れることはできないので、自家用車内で避難できない場合は生活が難しい。ペット専用の避難所が設けられた地域もありましたが、すぐには設置されませんでしたし、非常に珍しいケースでした」 ツユリさんの愛猫 マリンちゃん借家を探す段階になっても、ペット可の物件が少なく苦労した――。そう話すツユリさんの体験談に触れると、震災時に動物の家族を守ることの難しさを痛感します。 マリンちゃんのように家族との再会が叶った子はきっと、多くはないでしょう。“いつもの日常”が壊れた時に大切な存在を守る、まずは必要な防災知識を得て、今できる準備に取り組んでいきたいですね。 <取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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