最初は目の下のクマやまぶたのくすみ、小鼻まわりの赤みなどに使ってみました。これまでコントロールカラーはマストアイテムという認識でしたが、驚くほど色の異なる肌悩みもカモフラージュできました。
その境目をぼかすうちに、全顔を仕上げられるのではとふと思いつきました。そこで、薄くTゾーンや頬にも塗ってなじませてみました。すると、1本でカバー力高めのファンデーションで仕上げたような仕上がりに。老けて見える印象もありません。
「この肌悩みには、この色のコンシーラーで合っているのか」と悩む時間が減り、メイクそのものがシンプルになることも大きなメリット。
ちなみに、筆者はブランドによって最も明るいファンデーションを使うほど肌のトーンが明るいです。しかし、「02 ナチュラルベージュ」を使ったほうが自然にクマや赤み、くすみをカバーでき、全顔に使っても暗い仕上がりにはなりませんでした。

実際に全顔に使ってみて感じたのは、作り込んでいないのに整って見える仕上がりであることでした。ファンデーションのように均一に塗り広げているわけではないのに、気になる部分のトーンを揃えて、境目から薄くつなぐだけで肌全体の印象が自然と整って見えます。
特に印象的だったのは、クマへの使用。ベージュのコンシーラーを塗ると、グレーになることが多かったのですが、「02 ナチュラルベージュ」を重ねると、頑固な黒クマ、ときにグレーのように見えるクマも自然にカモフラージュできました。パウダーを重ねれば、これで十分と感じるほどです。
また、少量ずつ重ねれば、塗り立てはもちろんのこと、時間が経っても重たさを感じにくい仕上がりでした。
今回改めて感じたのは、コスメは常に進化しているということ。これまで当たり前のように持っていた、ベージュはクマに向かないという前提も、自分の中で少し見直したくなるコンシーラーでした。
<文・写真/遠藤幸子>
遠藤幸子
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:
@sachikoendo_