そしてドライブが始まると、和希さんは高速道路の案内板や、桃花さんがつけたナビの“事故渋滞”や道中の“ここで出よ”という案内をまったく無視。「俺の経験から、こういうのはその場にたどり着いたら解消されているもの」などと言って車を走らせ、結局は渋滞中の最後尾に車をつけることになってしまいます。

「和希は自分が渋滞回避の案内を無視したにもかかわらず『はぁ? 渋滞してるなら、手前の出口で降りるよう誘導しろや!』とブチ切れ。そのままイライラして貧乏ゆすりをはじめ、『トイレ行きたい』と言いはじめたんです」
こまめにトイレへ行っていた桃花さんに対して「高速道路にトイレはいっぱいある。そんなこまめに行くなんて高速道路初心者すぎ」と馬鹿にしてトイレに降りなかった和希さん。
貧乏ゆすりはだんだんと激しくなっていき、最終的には、なんとその場で放尿……。
「衝撃でした……。恥ずかしさからか本人は怒鳴り散らすし、おしっこは臭いし、もう散々。旅行後すぐに別れました。しばらくしてバイト先でいっしょだった子とバッタリ会って、『口ばかりで仕事ができない和希さんにスタッフが困って、上へ相談したの。結果的に、和希さんは店を異動になったんだよ』と聞かされました」
桃花さんは自身の経験から「馬鹿にされながらもこまめにトイレへ行っておいてよかったです。渋滞にハマると長い時間動けなくなることもあるので、連休のドライブには、やっぱり簡易トイレや予備の飲食物は持っておいたほうがいいと思います。ほんとトラウマです」と話してくれました。
―シリーズ「
男と女の『ゆるせない話』」―
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<取材・文/山内良子>
山内良子
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意。