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「くっそゲスい野郎」の怪演でフォロワー3万人減少。横浜流星が仕事ゼロの“空白の時期”から大河主演へと這い上がった“役者としての執念”

『国宝』で表現した壮絶にもがき苦しむ葛藤

 そして迎えたのが、邦画実写史上初となる200億円突破という歴史的快挙を達成した映画『国宝』です。もとより横浜さんは、中学生時に極真空手の世界大会で優勝するほど一つの事を極めることに長けており、役作りでスキューバダイビングやプロボクサーのライセンスも取得してきました。
画像:ソニー企業株式会社 プレスリリースより(PRTIMES)

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 そうした経験で磨き上げた静から動への振り幅と美しい所作を武器に、吉沢亮さんと1年半の修練を経て、歌舞伎女形を吹き替え無しで演じきります。  また、歌舞伎の名門に生まれた大垣俊介として、血筋と才能の狭間でもがき苦しむ葛藤も痛いほどに表現。作中でも役者としてもライバルとしてしのぎを削ってきた吉沢さんと共に、歌舞伎という題材を超越した壮絶な「人間ドラマ」を創り上げたのです。 『国宝』の爆発的ヒットに大きく寄与した横浜さんは、主演でも助演でも作品全体を引き上げられる日本映画界を担う世代の中心的存在となったと言えるでしょう。

「腐らなくてよかった」という言葉の重み

 10月には『流浪の月』と同じ凪良ゆうさんが原作を手掛けた映画『汝、星のごとく』が控えています。再び広瀬さんと恋仲となり、15年にわたる愛と選択の物語が描かれます。  実は低迷期の只中にいた2016年公開の広瀬さん主演映画『ちはやふる』のオーディションにも参加し落ちていたそうですが、後にそこで「腐らなくてよかった」とも明かしています。その言葉の重みこそが、横浜さんが真の“国宝級俳優”へと登りつめた最大の理由ではないでしょうか。
 仕事が無かった下積み時代があったからこそ、数多の作品で孤独や痛みを抱えた人物に説得力を持たせてきた横浜さん。空手で培ったストイックな精神と、絶望を知るからこそ放てる繊細な輝きを武器に、彼はこれからも観客の心を震わせ続けるのでしょう。 <文/こじらぶ>
こじらぶ
ライター・コラムニスト。上智大学大学院外国語学研究科修了・言語学修士。ドラマ、男性&女性アイドル、スポーツ、エンタメ全般から時事ネタまで。俳優、アイドルなどのインタビューも。X: @kojirabu0419
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