また、翌日にライブの模様がテレビで流れると、SNSでは「驚くほど知っている曲ばかり」との声が、ファン以外からもあがっていた。
元祖国民的アイドル・SMAPもヒット曲は多いが、実は万人向けというより音楽通向けの楽曲も意外と多く、チャレンジングで実験的な側面も持っている。またメンバー自身が歌の下手さで互いに笑いを取ることもあった。
一方、嵐はSMAPに比べると、大衆の胸に響く“王道”に寄り添い続ける。長年の活動で、作編曲に『A・RA・SHI』の馬飼野康二氏、『Love so sweet』のyouth case氏、『ハダシの未来』のCHOKKAKU氏など、職人技で「ザ・嵐」な楽曲を生み出す制作陣を継続して迎えている。アルバム曲、カップリング曲も含め、安定してクオリティが高く「チーム嵐」の底力を見せつけてきた。
集大成の1曲となったラストシングル
2020年の活動休止直前にリリースされた『カイト』は米津玄師、『Whenever You Call』はブルーノ・マーズと、超豪華作家陣が担当した。もちろんこの2作も名曲なのは間違いない。ただ、最後のデジタルシングルが発表される際、再び大物ミュージシャンが楽曲提供するのではないかと報道されると、嵐ファンからは否定的な声があがった。