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宝塚とは違う…元タカラジェンヌ・ゆいかれん、“普通のOL”役で初めて知った「社会人あるある」に驚き

7月8日から放送が開始されるドラマ『ドライな同期の溺愛癖』(BSテレ東、水曜深夜0:00)。本作は碧依ぺき氏が手がけた同名漫画を原作としており、「匂いからその人の心が読める」という特殊能力を持つがゆえに、人と距離を置きがちな主人公・花澤彩芽(ゆいかれんさん)と、潔癖症かつ無表情でクールな同期・宮嶋翠(藤林泰也さん)との恋模様を描いた、胸キュン必至のオフィスラブドラマだ。
ドラマ「ドライな同期の溺愛癖」(BSテレ東)

©「ドライな同期の溺愛癖」製作委員会

彩芽を演じるゆいさんは、2023年まで宝塚歌劇団に所属しており、娘役として長年活躍してきた。タカラジェンヌという華々しいキャリアを持つゆいさんが、“普通のOL”である彩芽を演じるためにどのように工夫したのかなど、話を聞いた。

「匂い」という見えない能力をどう演じるか

――彩芽は「匂いで相手の心が読める」という特殊な能力を持っていますが、「うまく演じられるかな」という不安はありましたか? ゆいかれんさん(以下、ゆい):ありましたね。匂いって、映像の中で唯一、視聴者の方に届かないものじゃないですか。だから、どういうふうにその部分を表現していくのかを監督とすごく話し合い、「自然と香りを感じて考えていることが伝わってくる」という方向性になりました。
ゆいかれんさん

ゆいかれんさん

――「匂いから周囲にバレないように微妙にリアクションをとる」という演技はなかなかに難しそうですが。 ゆい:そうですね。彩芽は小さい頃からずっとこの能力を持っているので、心の声が聞こえてきたからといって、表情に出しすぎないように意識しました。ずっとその能力と付き合ってきたからこそ、隠す術を身につけているはずなので。 ただ、宮嶋の心の声を聞いて、自分が予想していたこととは真逆の心の声が聞こえてきた時には、思わず表情が出てしまう。そういう“差”も楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています。 ――オーバーリアクション過ぎても、かといってポーカーフェイス過ぎても違うような気がします。その表情の差の出し方も繊細さが求められる作業かと思います。 ゆい:おっしゃる通りで、表情に出しすぎないことも、出さなすぎるのもすごく難しくて。でもそこは、「表情を事前に準備していく」というよりは、純粋に宮嶋の表情を見た時に、宮嶋が何を考えているのかを想像した時に、自然と出てくる笑みや焦りなど、その場、その瞬間の表情を大切にしました。

役作りで見つけた新しい自分

――「相手の心が読めてしまうがゆえに本音を話せない」というキャラクターですが、ご自身と重なる部分はありましたか? ゆい:私はわりとオープンな性格で、「思ったこととは違うことを言う」ということがあまりないタイプですが、それでも時と場合によっては本音を隠して少し我慢することもあります。そういう瞬間を思い出しながら、「そういう時に自分はどういうふうに表情を作っているのか」「どういう言葉遣いをしているのか」を考えながら演じました。 ――空気を読む時の自分自身を振り返りながら、役を作り上げていったと。 ゆい:はい。また、彩芽は自分とは割と真逆だったので、“新しい自分を見つけていく作業”でもありました。それはそれで、すごく新しい自分を見つけられた感じで楽しかったですね。
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宝塚と一般社会の違いで驚いたこと
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