Entertainment
Human

「バイト生活を恥じていた」元子役『渡鬼』加津ちゃん、登校拒否・高校中退→早稲田へ。15年の下積みを「すべて糧」と語る現在

何をやっても中途半端がコンプレックスだった

ライター取材の一環でタリーズのハリポタコラボへ

ライター取材の一環でタリーズのハリポタコラボへ

 こんな感じなので、「器用貧乏」とよく言われておりました。不器用な貧乏ですが?! 社会保険料を払うの大変ですけど!?と返していました。  今思うと、当時学費は全額自腹で納入できていたので、奨学金の返済がなく働けたのは本当に渡鬼のおかげでしたね……。  英語は得意でもネイティブではないですし、芝居も別に芦田愛菜ちゃんではないし、茶道は好きですが茶人ではないし……。やってみればできるけど、なんだかどれも完全にしっくりは来ない。  ライティングの専門領域も、意外に幅広く書いていたので悩みました。子育てメディアで書いていた時期とかもありますので。子どもへの目線が愛情深いと評判でした。  でもある日、「全部、お金もらうところまで辿りつけてるんでしょう? それはすごく良いことなんじゃない」と言ってくれた友人がいました。  お金をもらえば、プロである。そこまでいけているなら、全部を得意だと胸を張ってもよいのではないかと。  目からうろこ、いや、芽から根っこ、という感じでした(ミントを引きずっている)。

極めたくなったらそれがその時

 それから、あちこちいろいろやっている自分のことを中途半端だと、気にしなくなりました。  その道一筋の専門家ではないかもしれないけれども、接客にしろ、茶道にしろ、英語にしろ、対価をいただく以上、プロとしてどれもきっちりお仕事します。それこそ、6歳で初舞台に立った時から、それは変わりません。  極めたいと思った時に腰を据えればいいのだ、と考えて、気が楽になったんです。どれも手は付けてあるのだから、0から1ではない。4ぐらいから8を目指せるのではないか。  突き詰めている方のことをとても尊敬します。一方で、かつての私のように、やりたいことやできることがわからない、と悩んだり、苦しんだりする方に、手当たり次第やってみるのも悪くないのでは? とお伝えしたいです。  それなりに“努力できる才能”はあると思っていて、そこは自信があります。今は、とにかく書き続けたい所存です!
次のページ 
いつだって「わたしの戦いはこれからだ!」
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ