そういう男性でさえ断る理由は、美希さんとやり取りを思い出すと、心当たりがありました。
百貨店で洋服を試着して「かわいいですよ」「スタイルいい」と褒めても
「
私は自分のこの体、嫌いだし」
と卑屈なことを言ってしまうのです。体型は至って普通なのに。

プロにヘアメイクをしてもらって写真撮影した時も、カメラマンから「キレイ」「かわいい」と散々言われましたが
「
いや、私はこの鼻が嫌いだし」
とポロっと卑屈発言が出てくるのです。
初対面の人に、言わなくてもいいような面白くない自虐を披露してしまう癖があるのです。言われても相手は「そんなことないですよ」と慰めるぐらいしかできないでしょう。
それも「いや、どうせ私なんて」と否定してしまうのです。
男性からのお断り理由は「フィーリング不一致」「価値観が合わない」といった漠然としたものでした。写真よりかわいくないといった理由であったとしても、そのまま伝えると会員が傷つくため、結婚相談所はこうしたオブラートに包んで伝えるのです。
結婚相談所にお断り理由をそのまま教えて欲しいとお願いしたところ、いくつか「話していてネガティブすぎる」「不満が多い」といった理由がありました。
「言わないように気をつけます。でも私、バカだから」
「その、私バカだからってことを言わないようにしましょうよ」
「すいません」
と自虐が染みついている様子です。
男性に高望みしないのも、現実を見ているわけでもなく、自信の無さからでした。
卑屈な女性は最も人気がありません。一緒にいても気を使うだけで楽しくないし、フォローしなきゃいけないので疲弊するのです。
卑屈になってしまった原因は、人それぞれあると思います。難しいことかもしれませんが、まず好きになってくれる男性を探す前に、自分自身を尊い存在として扱い、自分を肯定できるようになることが大切です。
そのためにも、まずは自虐発言を封印し、「自分は素晴らしい人なんだ」と少しずつ思えるよう、自分を大切にしていくことをおすすめします。
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連載『私が結婚できないワケ』
<文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活アドバイザー、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:
@koakumamt