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「なんだこりゃ!」蒼井優の“バツ4設定”へのブーイングも、狙い通り? 怒る人こそ“一番のファン”なワケ|『Tシャツが乾くまで』

「怒れる人が、一番ドラマを楽しんでいる」

以下は、講談社の映像メディア「THINKpod(シンクポッド)」のインタビュー(9月5日公開)での、生方さんの言葉です。 「『共感』を目指そうとすると、“あるある”になっちゃう」。そうではなくて「“こんな人いるんだ!?”という見方で、ドラマを楽しんでほしい」。 「怒れる人が、一番ドラマを楽しんでいるんだなって」 「(フィクションの登場人物に怒って)いくら人格否定発言をしても、情報開示請求されない(笑)。発散できる。それも含めて、ドラマなんだと思うんです」 9話で「バツ4なんていねぇよ」という反応がありましたが、いなそうで少数は存在する多様な人たち、善悪がはっきりしない世界に、リアリティがある――と生方さん。それで怒る視聴者がいるのも、想定内だったわけですね。

SNSでの考察や批判まで、作品の一部

しかも、充役の松山ケンイチはSNS活用が抜群にうまく、放送後に毎週「【充への応援(お叱り)メッセージはこちら】※メッセージは最上級に上品にして頂けると嬉しいです」と自身のXに投稿。視聴者の感想が集まり、毎回3万いいね!を超えるほどなのです。 『Tシャツが乾くまで』の平均世帯視聴率が1話6.9%⇒9話8.8%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)と右肩上がりなのも、放送後にSNSで盛り上がれるドラマだからでしょう。 「昨今の考察ブームもそうですが、SNSなどに考察や批判を書き込むまでが、いい意味でワンパッケージになっていて、作品の一部なんだと思うのです。イライラ・モヤモヤして、ネットが荒れるところまで含めて、“お祭り”を楽しめばいい。 そう達観して、最終回を楽しみましょう」(堺屋さん) さて、最終回ではどんな“お祭り”が待っているでしょうか? <堺屋大地 文/溝口ゆかり>
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は @SakaiyaDaichi
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