山里さんと結婚した翌年の2020年1月。
蒼井さんが出演した映画『ロマンスドール』試写会後のトークイベントにて、本作が希有な夫婦の物語だったこともあり、結婚観について問われるシーンがありました。
蒼井さんいわく、結婚は「車線変更って感じ。大きく道が変わる感じでもない」とのこと。
もともと結婚願望があったわけではなかったそうですが、山里さんとは「うっかり、ひょっと結婚してしまった」と冗談半分に語っており、いい意味で肩ひじ張らない自然体の状態で結婚を決めたことが伺えました。
いずれにしても、自分の人生の軸がしっかりと定まっていて、結婚をしても進むべき方向がブレないという感覚があるからこそ、結婚はあくまで「車線変更」程度にすぎないのだと考えられたのではないでしょうか。

画像:『Tシャツが乾くまで』TBS公式サイトより
劇中の咲子は何度も結婚していて「飽きっぽい」と評されていた一方、そのときの夫の趣味に合わせてファッションや髪型をがらりと変えていました。要するに相手の男に自ら染まりにいっていたタイプです。
そう考えると、咲子と蒼井さんの結婚観や結婚後のライフスタイルは、真逆に近いのかもしれません。
同じく2020年1月、ウェブメディア「She is」にて、『ロマンスドール』の原作・監督・脚本を務めたタナダユキさんとの対談が行われました。
蒼井さんはこの対談のなかで、自身は「役所に届ける形の結婚」を選択したけれど、事実婚などさまざまな選択肢があり、当人が選んだことならどのような形でもいいのだとしたうえで、次のように語ったのです。
「結婚してもしなくてもどっちでもいいけど、それぞれが自分に見合った、自分が思う幸せっていうものを追求するのがいいし、それをしてはいけないんですか?とは思います」
蒼井さんの結婚観には、やはり前提として自分軸をしっかり持つというマインドセットがあるように感じられます。
――『Tシャツが乾くまで』主人公・咲子と、彼女を演じた俳優・蒼井優さん。一見すると似ていると感じる部分もあるのですが、両者の結婚観は根底から異なっているのではないでしょうか。
<文/堺屋大地>
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は
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