ハプニングバーに潜入、エロスの狂宴に女性記者ショック!
ハプニングバー(ハプバー)、それは特殊な性癖を持った男女が集い、客同士で行為に至ることもある場。周りの女子に聞くと「ハプニングバーは気になるけど怖い」「ハプニングバーに行く勇気がない」との声が上がります。そんな女子たちの代わりに、性に関するヒト・モノ・コトに興味津々な筆者(アラサー既婚女子)が、ハプニングバーの実態を探るべく潜入してきました。
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ハプニングバーといえば、5月には都内最大級の「KUNKUN」(上野)、11月には「CLUB406」(新宿)が、公然わいせつほう助の疑いなどで摘発されています。その際、CLUB406で性行為に興じていた50代の宮内庁職員が、公然わいせつ罪で逮捕されたことも話題に。
ハブバー処女の筆者の同行者は、とある食事会で知り合ったA君(28歳独身男子)です。1年ほど前にひとりでハプニングバーに行った経験があるらしく、「もう1回行ってみたい。カップルとして入店すると安いし」とのことで、一緒に行ってもらうことにしました。
A君いわく「クラブと同じで、終電を過ぎないと客も少ないし、盛り上がっていない」のだそう。そのため終電が終わった頃に待ち合わせて、深夜1時前に入店することに。
向かった先は都内某所にある老舗ハプニングバーです。ラブホ街の中にあるせいか、入口に「ここはラブホではありません」と注意書きがありました。ハプニングバービギナーは意外と少なくないようで、筆者たちの前にも受付で手続きをする人の姿が。基本的にハプニングバーは会員制で初回は身分証提示を求められたり、入会金を払ったりする必要があります。
男性だけで来る場合、入場料は約20000円とややお高めですが、カップルだとふたりで10000円未満とおトクになります。今回は筆者の入会金2000円と、カップル料金をあわせてちょうど10000円だったので、1人5000円ずつ払いました。ちなみに女性は会員になると、以後の入場料は無料です。
カップル、男性、女性でそれぞれ違う色のバンドを手首につけてもらい、受付を済ませた後は、ふざけたコスプレ衣装をまとった男性店員に各フロアを案内され「スマホを持ち歩くと出禁」「プレイルームに入る場合、ハプニング(行為)は絶対」など、ひと通りルールを説明されました。かなり厳格な取り決めがあり、常に何人ものスタッフが各フロアに配置されているため、意図しないハプニングが起きる心配はありません。
ひとまずロッカーにスマホや財布を含む全荷物を預け、鍵だけ持って移動します。一度受付でお金を払うと、その後はフリードリンク制なので、料金は発生しません。最初は一般的なバーのようなフロアでドリンクを受け取り、室内の隅に座って全体を見渡していたところギョッ! 衝撃のあまり「A君、あれ見てよ!」と小声で叫ぶ筆者。
SM部屋をイメージした一角で、覆面を被った中年男性が、勃起したチ●コにローター(?)のようなものを巻き付け、スマホ動画を見ながら一心不乱にひとりでやっていたのです(その後2時間以上ずっと続けていらっしゃいました)。そんな男性を気にしている人がいない……ということも驚きでした。そう、ここは何でもアリの世界なのです。
筆者たちの隣には店で借りられるコスプレに身を包んだ男女4人組の姿が。男性はほぼチ●コが丸見えになった格好で戯れたり、女子の首にSM用の首輪をつけて、室内を散歩したりしていました。さらに、バーカウンターにドリンクのお代わりに行くと、男性2人が女性1人の上半身をほぼ裸にして、乳首を刺激しているシーンも。なんという異常な世界……とノーマルな筆者たちは驚くばかりです。
続いて別のフロアへ移動することにしました。プレイルームがあるフロアでは、素人のセックスを見ることができるのです。でもまずはフロア全体の雰囲気を見たいので、広々としたオープンスペースに向かいます。
オープンスペースの隣には、緊縛を楽しめるSMコーナーが併設され、これもまた異様さを醸し出しています。ソファに座る筆者たちの隣には、薬指に指輪を光らせた既婚男性がいました。ちょっとメンヘラ感のある、常連っぽい女子となんとかイタせないか、画策しているご様子です。
そのメンヘラ女子がトイレに行ってしまい、ひとり手持ち無沙汰な状態になった男性は、私たちに絡んできました。「ふたり、今すぐにでもエッチしちゃいそうですよね」「あっちのプレイルームでやってきたらどうですか?」など。
そもそも私は既婚者ですし、A君と会うのも今日で2回目なんですけど。困ったので男性にハプニングバーへ来たきっかけを尋ねると「同僚の結婚式・二次会の帰りに『もう一軒行くか』ってなったんですよ」とのこと。そこにハプニングバーという選択肢があるとは……。職場の同期男性1名と来店していたようです。
しばらく話をしていると、メンヘラ女子がトイレから帰ってきて、男性の連れも一緒に戻ってきました。私たちの向かい側に座り直した3人は、男2人で女子1人の体を貪り始めたのでした。キスしたり、おっぱいを揉んだり、下を触ろうとしたり……女子もまんざらではない様子で、男性のチ●コを触っています。
しばらくすると女子が一方の男性にオーラルを、もう一方の男性に手コキを始め、プレイのレベルがアップ。これぞハプニングバーなのかと驚いたのでした。
⇒【後編】「ハプニングルームでは、獣のようにイタす男女が」に続く http://joshi-spa.jp/171478
<TEXT/オーロラ・スシ>