自撮りエロ画像を自ら拡散。アイドル気分でアソコまで晒した末に…
スマホの普及もあり、私生活で“エロ撮影”を許可してしまう女性が増えているが、その行為は逆恨みによるネット流出「リベンジ・ポルノ」に繋がりかねない。そして、その被害を受ける女性がいる一方で、自撮りした画像を自ら拡散する女性もいる。
「アダルト系SNSに胸の谷間とかの写真をアップすると、男性からの反応が嬉しいんです」と話すのは後藤栞さん(仮名・27歳)だ。
「最初は興味本位で登録したんですが、SNS内でほかの女性ユーザーがエッチな写真をアップしているのを見ているうちに、自分でもやりたくなったんです。日に日に過激になって、アソコの写真もアップするようになりました」
彼女は瞬く間に人気アカウントになり友達登録は200人超え。日記に100件以上のコメントが寄せられることもあるという。
「男性からのリクエストに応えるうちに、キワドい写真をあげたことも。次第に『顔も見たい』と要望され、“友達限定”で公開したら褒めてもらえたんです。そのときはなんというか……、アイドルのような気分になっていましたね(笑)」
また、昨今ツイッターでは「裏アカウント(通称・裏垢)」と呼ばれる偽名のアカウントを作り、そこに自分の局部画像などをアップする行為が、“悪ノリ”的ブームになっている。
斎藤恵子さん(仮名・32歳)も裏垢を使う一人だ。
「裏垢の存在を知ったのは1年ほど前ですね。私みたいに太った体型の女性が躊躇なく裸を晒していて、しかも男性から絶賛されている。私は体形にずっとコンプレックスがあるので、やってみたくなったんです」
現実社会とは違い、ツイッター内の男性たちは彼女を持てはやしてくれたという。
「おっぱいと女性器では、明らかに後者のほうが反応がいい(笑)。ただ、そういう画像をアップするとすぐに裏垢が凍結されるので、そのたびに新しい裏垢を作ってはまた凍結という、イタチごっこでした」
前出の栞さんは、「ある日、『君のエロ写真を保存してオカズに使っているよ』というメッセージが来たんです。今ではバカだったなと思うんですが、当時は画像を見られていても、保存されているとは考えてなかった。それで慌てて顔が写っている画像は消したけど、流出が怖くなった」という。
裏垢を満喫していた恵子さんは、“リアルバレ”の憂き目に遭った。
「『呟きでわかったけど、仕事場が近いね!』というリプライが来て、一気に青ざめました。もしネット以外の知り合いにバレたりしたら……生きていけません」
ネット社会ゆえ、個人情報がバレる危険性も高いのだ。
―「危ない!」女性の私的エロ撮が激変中【4】―
「私の体を褒めてほしい」自らネットに裸を晒す
