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かき氷は老ける。餡蜜と愛玉子で壇蜜をめざそう

 「腸」と「腎臓」は、女の命です。  夏本番。かき氷やアイスで、暑い夏を乗り切ろうとしていませんか?  これらのフローズンスイーツ。美味しいし、気分は上がりますが、ダイエットや美容のことを考えると、決して良いとは言えません。いくらカロリーが低くても、あまりオススメできないのです。  それは、「内臓を冷やしてしまうから」。特に、「腸」と「腎臓」の機能低下は、ダイエットやアンチエイジングの大敵。  そこで今回は、腸と腎臓のことを考えた、夏ダイエットにオススメの低カロリースイーツ「餡蜜」と「愛玉子」の魅力に迫ります。
赤坂飯店の愛玉子

これが「愛玉子」

腸と腎臓は最も老けやすい臓器

 そもそも、なぜ「腸」と「腎臓」をいたわらなければならないのか?  それは、「最も老けやすい臓器」だからです。この2つは、“老い”に関係する「血管」が多く集まる臓器であり、便や尿を作り出すために、毎日のように老廃物と戦っています。  詳細説明は省きますが、腸と腎臓が老ければ、身体は毒素でいっぱいに。みるみる身体もオバサン化し始めることでしょう。つまり、いかにこの2つをキレイに保つかが、美容・ダイエットを考える上で重要なのです。

腸をキレイに保つと、太りにくい

 腸内に老廃物が溜まった状態は、身体の新陳代謝を妨げる原因に。同じ食事をしても脂肪を溜め込みやすい体質になってしまいます。  そうならないためには、賢い工夫が必要。忙しい生活の中で、継続して十分な食物繊維を摂ることは難しいですから、楽しみの中で食物繊維を摂取できれば一石二鳥。そこで「餡蜜」の登場です。

餡蜜(あんみつ)は、腸をキレイにするナンバーワン涼菓

⇒【写真】浅草の有名店「梅園」の餡蜜
http://joshi-spa.jp/?attachment_id=27118
 コンビニやファミレスで、地味ながらも存在感を保ち続ける餡蜜。日本全国、24時間食べられる和菓子とも言えるでしょう。  主な構成要素は、寒天、あんこ、求肥、赤えんどう豆、フルーツ。この中の「寒天」、「赤えんどう豆」、「あんこ」が美腸3兄弟となってタッグを組むのです。寒天は、便を柔らかくする「水溶性食物繊維」、赤えんどう豆とあんこが、便のカサをつくる「不溶性食物繊維」をたっぷり含むため、これらが、腸のクリーナーとして大活躍。便秘解消のみならず、美肌や痩せやすいカラダへと導きます。  ちなみに、「蜜」つながりで人気タレントの壇蜜。彼女の好きな食べ物は「チーズケーキ」だそうですが、残念ながら美腸を保つためにはおすすめできないスイーツです。あんなにセクシーで美しい身体を保っているのは、チーズケーキをしのぐ、弛まぬ努力のおかげでしょう。もちろん、チーズケーキをいくら食べても、壇蜜にはなれません。

ダイエット効果を上げる餡蜜の選び方

⇒【写真】東京の老舗「みはし」のあんみつ
http://joshi-spa.jp/?attachment_id=27119
 餡蜜と言っても、お店によって具材も味わいも多種多様。そこで、美腸を導く餡蜜の選び方のコツをご紹介。 1.上質な寒天をたっぷり使っている。(水溶性食物繊維をたくさん摂るため) 2.あんこは「こしあん」ではなく、「つぶあん」を。(食物繊維とポリフェノールの量が優位) 3.アイス、ソフトクリームが入ったものはなるべく避ける。(腸を冷やさないため) 4.くず餅や生フルーツが入っているものは腸に良い。(発酵食品とフルーツは腸に良い) 5.「白蜜」よりも「黒蜜」。(オリゴ糖が腸内環境を整える)  餡蜜を楽しむことで、腸が喜ぶことはわかりました。  さて、次は腎臓を整えるお話です。

台湾が誇る「愛玉子」で、腎臓美人を目指す

⇒【写真】四川飯店の愛玉子
http://joshi-spa.jp/?attachment_id=27120
「愛の玉子」。なんとも艶っぽい漢字が並びますが、これは台湾が誇る美容菓子の一つで、「オーギョーチ」と読みます。カンロ飴を純化させたような、宝石のようなビジュアルが特徴。  これは、愛玉子(あいぎょくし)というクワ科イチジク属の植物の「種」がゼリー化することで作られます。レモンシロップと一緒に食べるのが一般的で、台湾では三大美容ゼリーの一つとされています(他には、亀ゼリー、仙草ゼリー)。  この愛玉子には、夏の暑さで火照った身体を冷ます効果や、腎臓機能を整える効果が。  腎臓は、万病にもつながる重要臓器とされ、美容を語る上でも大切な存在。体内の水分調整や老廃物を取り除く働きがあるため、腎臓が弱ると、むくみや血色不良を引き起こす原因に。ダイエットを成功させるためにも、絶対に弱らせてはならないのです。

日本で美味しい愛玉子を楽しもう!

赤坂飯店の愛玉子⇒【写真】赤坂飯店の愛玉子
http://joshi-spa.jp/?attachment_id=27121
 この「愛玉子」、台湾に行かずとも、日本で食べることができます。台湾料理店の他、高級四川料理店などで探してみてください。お店によって、レモン味、紅茶味など、バリエーションも豊かです。 【お店で楽しむなら…】 ●愛玉子 東京都台東区にある愛玉子専門店。愛玉子を使ったデザートが豊富。中でも愛玉子を使った「チーあんみつ」がオススメ。 ●四川飯店 http://www.sisen.jp/ 料理の鉄人、陳建一のお店。名物「四川担々麺」とセットで頼むのが王道。個人的には一番好きな味。 ●春水堂 http://www.chunshuitang.jp/ 7月27日、代官山にオープンしたばかりの台湾喫茶。タピオカティーが有名だが、ここの愛玉ジャスミンレモンティーは現地さながらの味。デートにオススメのおしゃれなお店。 【テイクアウト、お取り寄せ】 ●赤坂飯店 上野松坂屋地下(デパ地下惣菜コーナー) 中華料理の老舗、赤坂飯店のテイクアウト専門店。1パック150円と超リーズナブルだが、味は本格的。 ●ユウキ食品 http://www.youki.co.jp/company/product/drink/detail02.html お取り寄せをするならココ。アマゾンや楽天で購入可能。  さあ、餡蜜と愛玉子を味方に、腸と腎臓を鍛えて、冷え知らずのダイエット美人を目指しましょう! <TEXT/料理研究家・スギ アカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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