レスな主婦、30代処女…女性に人気の“出張男優クラブ”を直撃してみた
旦那とのギクシャクした関係、仕事と育児に疲れた心身……。頭皮だけでなく心身ともにハゲまくりのアラフォー主婦ライターの私、カワイ。
もー疲れた……そして寂しい! この心の隙間を埋めるべく、AV男優の出張ホストサービス『BLACK SWAN-Tokyo-(ブラックスワン東京)』のオーナー兼現役男優の阿川陽志さんとホスト兼男優の8chanこと服部さんに取材と称してお会いしてきましたよ。
――まずはお店の成り立ちから教えて下さい。
阿川:BLACK SWAN-Tokyo-は今年6月で3年目を迎え、去年8月に会員数が100名を超えました(お店は会員制)。OLさんに会社経営者に主婦など20代後半~60代女性まで様々な年齢層の女性に愛され始めていると感じています。
――ここ1、2年で「女性向け風俗」は急増した感じがしますが、どう思います?
阿川:女性向け風俗は個人経営者が多いですが、風営法申請をしていない怪しいお店が多いんです。でもウチは風営法許可店ですし、何より複数の現役男優を出張サービスしている店舗は他にありません。準備期間に4年を費やし堅実に運営させていただいておりますし、守秘義務厳守でオリジナルな店、まさに日本でオンリーワンだと思っています。
――でも会員費5,000円でエスコートタイムが90分16,000円とか、ラブタイムコースが120分40,000円とかちょっとお高い気がしますです……。
阿川:そんなお声も頂いた事があります。しかし我々男優は時間区切りで仕事しています。朝から昼まで1現場、昼から別現場に行くなどザラ。そして何よりも設定金額は男優各々の自己提示額を反映していますので、ご理解いただければと思います。
――ではエスコートタイムとラブタイムコースの違いを教えて下さい。
阿川:エスコートタイムはデート気分で食事や買い物につきあったり、ランチタイムのお付き合いや、夜なら飲み友達的な感じで呼ばれることも。ラブタイムコースは男優としての本領発揮で、お客様がお求めになるだいたいのことは楽しめると思います。
――だいたいのことは……って!? お風呂に一緒に入ったりベッドインしたり?
阿川:一緒にお風呂に入るのはもちろんベッドインも。ただそれだけを求めるお客様は意外と少なく、一晩中、添い寝してほしいとか、耳元で優しく囁いてほしいとか、頭を撫でてほしいとか、情熱的なキスがしたいとか、そういう女性が多いですよ。
――え~! 意外! もうまさに、すぐにそういうことが実現できると思ってたワタシが淫らみたい……。
阿川:そんな事はないですよ(笑)。そういうプレイがお望みならば対応可能だと思います。我々はお客様のお望みを叶えるのが仕事ですから、アテンドする当店ホストに色々と相談してみて下さい。
――はい! で、客層はどんな感じなんですか? ワタシみたく2児の子持ちとかの主婦とかいるんですか?
阿川:もちろんいます。ダンナさんとレスで……って方もいるし、アラフォーまで仕事一筋できて恋愛も楽しまずにきた処女の方もいました。かと思えば、ラブタイムコースで一晩中、ご堪能された方もいました。僕もホストとして出張することもあるんですよ。
――印象的なお客さんとかいらっしゃいました?
阿川:最近は身体障がい者の方からのご依頼も多いんです。そういう方の場合はデートコースで手を繋いだりハグしたりってだけで涙を流して喜んでくれるんです。他のホストですが、耳の聞こえないお客様と筆談しながらデートコースをした者もいます。本当にこの仕事を始めて良かったと心から思います。
――なんてイイ話……、ちなみに皆さんの出費っておいくらくらいなんですか?
阿川:数万円から十万円以上使われる方まで様々。当店はリピート率が非常に多く、30~50代女性に大人気の当店所属のホストで現役男優の大島丈さんは男優界の氷川きよし並の人気ですよ。リピート率はほぼ100%で、当店指名No.1です。
――そうそう、その出張できる男優さんですがホームページに“登録以外の男優もご用意可能”とありますが、たとえばどんな?
阿川:ぽこっしー君(池田径)とかけっこう人気高くてご用意することあります。まあ、ホームページ内の男優名鑑に載っている男優はもちろん、引退した加藤鷹さんとかも交渉は可能です。値段は恐ろしくて聞けないですが(笑)。ただし、一徹君や月野帯人君のようにエロメンと呼ばれている専属男優は不可です。あとレギュラー陣の森林原人君も不可ですね。
後編『EXILっぽい男優兼ホストがマジメに語る「女性が本当に求めていること」』では、BLACK SWAN-Tokyo-人気ホストで現役男優の8chanに、エスコートタイムの内容を聞きました!
<TEXT・PHOTO/カワイモモコ>
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●BLACK SWAN-Tokyo-(ブラックスワン東京)⇒ http://black-swan.jp/
耳元で囁いてほしい、頭を撫でてほしい…
アラフォー処女や、障がいのある女性も
カワイモモコ
1977年、東京都生まれ。ライター歴20年。ふだんは週刊誌でエロい記事を書いているが、最近はSEKAI NO OWARIをプチ追っかけ中。一方で昔から長渕剛も好きでこの夏はセカオワの日産スタジアムライブと長渕の富士山オールナイトライブをハシゴした。
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