続いてのオススメポイントは、「優しさ」です。新潟の男性は、ほんとみんな女性に優しいんですよ。ガタイがいいのと関係するのか、男性は女性を「女性扱いしてくれる」といいますか、重い荷物を持ってくれるなどジェントルな態度が身についているのですよね。
しかも県民性として、男女とも「前に出てぐいぐい行く」よりも、
「一歩引く」優しい人が多いです。一説には、「雪が降る地域性ゆえ、我慢強くなった」というのと関係するというのですが、実際、新潟っ子たちは声を荒げて争うよりは、自分が我慢する傾向にある。
その結果、優しい性格の人が増えて、離婚率は毎年全国で低いほうから3位以内(平成26年調査では第2位)! つまり、新潟男子に嫁いだら、夫が優しく(我慢)してくれて、離婚する可能性は低くなるのです。
だからと言って、新潟男子が「コミュニケーション下手」というのでもないのですよね。新潟は、東京に近いせいなのか(新幹線で1時間~2時間)、意識は東京に向いている人が多く、みんな、都会の話題が大好き。男性にもミーハーな人が多いので、女性の好きな話題を一緒に楽しめる人が多い印象がある。
しかもそれなのに、
なんと男女比率が違うので、独身女性はかなり有利。……そう、実は独身の男女比では、男性の割合がかなり多いのです(出会いイベント専門業者及び、お見合い仲介業者談)。
独身女子のみなさまの中には、
『ナイナイのお見合い大作戦』(TBS系)というテレビ企画のファンの方も多いと思いますが、2015年に放送された新潟県三条市を舞台にした回では、
「イケメン率が高かった」「しかも男性が積極的で男らしい」「しかも優しい」と話題になりました。
この「新潟男子クオリティ」は、実は三条だけにとどまらず、全県あげて、「あんな感じ」なのですね。つまり、かっこよくて、気取らず、男らしく、優しい男性がゴロンゴロンいるのです。なのに、男女比率は、ほぼ2:1。さらに、佐渡においては、3:1だという情報もこのたびキャッチしました!「島好き女子」のみなさまは、もはや佐渡に行くしかないでしょう!
なお、わたくし、にらさわは「新潟愛」が高じて、2014年秋に『
新潟の法則』というあるある本を出しましたので、新潟のことを勉強したい方はぜひお手に取ってほしいと思います。
もちろん、本を読むよりも、実際に現地に赴くほうが話が早く、楽しいですので、興味を持った方は、ぜひ新潟に出かけてほしいと思います。
<TEXT/にらさわあきこ PHOTO/Castenoid>
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