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猫カフェが倒産!病院に引きとられた癒し猫「さば」の恩返し【ケニア・ドイの猫写ニッキ】

ただそこにいるだけで

 さばはいつしか、その恰幅のよさから「専務」という役職が与えられました。  そうなるとおよめは当然「専務夫人」ということになるのですが、入院で病院預かりになった犬猫や手術後の犬猫を心配して見守るさまから「看護師見習い」という役職を自ら手に入れたのでした。 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=490232

お!専務っぽい!

看護師見習いと私、こう着状態はつづく。

 ペットの病気が快方に向かえばご家族と喜びを分かち合い、しかし最大に尽くしても悲しい結果になることもありえます。  それでも現場で働くスタッフは感情のコントロールや頭の切り替えをして次の診察にのぞまなくてはいけません。そんな中、そっと「癒し」を与えてくれるのがさばとおよめの存在だと院長は教えてくれました。 「大変なとき、つらいときに彼らを見ると自然に笑顔になる」と。彼らはただそこにいるだけでいいのです。 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=490234

やっと撮れた2ショット!

 どんなに病院が忙しくてもさばとおよめはいつでもマイペース。のんびりごろごろする姿に院長含め、病院スタッフは癒されているとのこと。看板猫はお客さんを笑顔にするだけでなく、病院スタッフをも癒す効果があったなんて!  助けたつもりが助けられている。私は猫の恩返しをみたような気がしました。  きっと病院スタッフはさばとおよめにこう言うでしょう。 「うちに来てくれて本当にありがとう」と。 ●向後院長よりメッセージ● 「動物病院は動物を飼ってからではなく、飼う前に相談に来てもらっていいと私は思っています。気軽にご相談に来てくれるとうれしいです。」 <TEXT・PHOTO/ケニア・ドイ 撮影協力/こうご動物病院> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 「こうご動物病院」 東京都多摩市落合3-14-1 042-400-7212 http://www.kougo-ah.com ― ケニア・ドイの猫写ニッキ【7】 ―
ケニア・ドイ
アーティストのグラビアなどを数多く手がけ、人物撮影を得意とするスチールカメラマンが5年の修業期間を経て2011年、猫カメラマンになることを宣言。雑誌、WEB、SNS等で猫写真を発表し続ける。
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