レンジでチンした野菜はなぜマズい?失敗しないコツ5
コツさえ知れば、超カンタンで超おいしい。
最も便利な調理器具と言えば、「電子レンジ」。特に野菜を切ってチンすることって多いですよね。レンジ加熱は、栄養的にも都合がよく、「ゆでる」よりもビタミンCなどの流出を防ぐことができる優れモノ。しかし、上手に加熱できなくて困っていませんか?
グニャグニャになる、焦げてしまう、火花が散る……など悲惨な話は数知れず。そこで今回は、レンジでおいしい温野菜を作る際のコツをご紹介します。
まずはじめに、「電子レンジの仕組み」について超カンタンにご説明します。
電子レンジとは、電磁波の一種である「マイクロ波」がレンジ庫内に吐き出される調理家電のこと。マイクロ波が、野菜に含まれる水分子を刺激。刺激を受けた水分子は超高速に反転して熱を発生させ、野菜全体をあたためるという仕組みになっています。
野菜をおいしく加熱するためのポイントは2つ。
1.マイクロ波の特徴を理解すること。
2.加熱により生まれた蒸気を上手に逃がすこと。
では、具体的にコツをご紹介していきましょう。
