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泣き笑い…計200kgの“ぽっちゃり男女”が付き合ったらこうなった

 身長155cm、体重80キロ超えの自他共に認めるぽっちゃり女子である筆者。モテないモテないと日々ぼやいてはいるものの、過去に彼氏がいたことも、あるにはある。とはいえ決して多くはない経験なのでひけらかすのも恥ずかしい話なのだが。

 今回はそんな中で、私に生涯忘れられないほどのインパクトを残した彼氏の話をしてみようと思う。つのだ☆ひろを見るたびに脳内によみがえってしまう彼の話、である。

ぽっちゃり男女

写真はイメージです(以下同)

森三中・黒沢とつのだ☆ひろの恋



 彼とは学生時代の友人から「紹介したい人がいるの!」とセッティングされて出会った。当時からぽっちゃり体形だった私は男を見る目があまりなく、合コンで持ち帰られた男から、ヤっては捨てられヤっては捨てられの日々を過ごしていた。

 そんな私を不憫に思ってなのか、友人は「この人、会社の先輩の友達ですごく優しい人なんだ! 千代子にぜったいピッタリだと思うから!」と、9歳年上だというその彼をゴリゴリに勧めてくれた。

 しかし、挨拶を交わしたその瞬間、頭の中で『メリ~ジェ~~~~ン♪』と昔懐かしい歌が駆け巡った。そう、彼はつのだ☆ひろそっくりな、体重およそ120kgの超ぽっちゃり男子だったのである。便宜上、今後彼のことはつのだ☆と表記させていただきたい。

 つのだ☆と私は周囲の猛プッシュもあってか、なんとなく付き合い始めた。互いが互いを好きかどうか、いまいちハッキリしてはいなかったが、彼女にフラれた直後で寂しかったつのだ☆と、基本ヤリ捨て要員の私の利害が一致したのだと思う。

デブ同士のキス…もし自分が目撃したら爆笑する



 だが、つのだ☆は付き合ってみると友人の言った通り本当に優しい男だった。レディーファーストもばっちりで、高いお店へのエスコートも完璧。時間に不規則な仕事をしていた私を迎えにきて、真夜中に車で会社から家まで送り届けてくれたりもした。

ぽっちゃり ロマンチストだったつのだ☆は、真冬の海岸で星を見ようと誘ってくれたこともある。極寒の江ノ島。静かな波音。満点の星空。大きなコートで私を包み込み、振り返った瞬間に濃厚なキスをしてくれた。

 とはいえ、そのカップルはつのだ☆ひろそっくりの大男と、良く見積もって森三中の黒沢似の小デブ女である。もし今の自分がそんな現場を目撃したら、大爆笑してスマホで写真を撮り、SNSで拡散するだろう。デートの最中に自分たちを客観的に見て、その場を逃げだしたくなることが実は何度もあった。

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夜の生活は…お腹がジャマで入らない!

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