“セックスが苦痛”な女性が悩む「Hはいいこと」というプレッシャー
もちろん、ただ手をこまねいているわけではなく、理学療法士によるセラピーを受け、いつか信頼できる男性と“ふつうの”セックスをするための準備を整えているファンネル。しかし、身体の問題は治療で対処することはできても、“セックスのよさ”への同調圧力には戸惑っている様子。
<ミュージックビデオで男女が腰を振ったり、上半身裸になったカルバンクラインのモデルが汗を舐めあうような仕草をしてみせたりする。
つまり握手するのと同じぐらいセックスがお手軽になった世界で、“セックスのできない”私たちは、一体どのように暮らしていけばいいのだろうか?>
“性にオープンな女性”は、ほんとうに自由か?
石黒隆之
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。いつかストリートピアノで「お富さん」(春日八郎)を弾きたい。Twitter: @TakayukiIshigu4
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