いらないブランド品やジュエリーを高く売るコツとは?
4、ブランド品(ジュエリー)の価値を査定できるか?
ジュエリー製品はノンブランド品とブランド品がある。地金価格よりもブランド品としてのネームバリューが付いたほうが高く売れる可能性も高いので、ただ「宝石やダイヤモンドや地金が鑑定できる」といった年配バイヤーばかりのお店より、ブランド品の市場相場(=トレンド)にも精通している若いバイヤーが在籍しているお店を選ぼう。
杉さん:いずれにせよ、最近の中古のブランド品や宝飾品の買い取りの下値を支えているのはアジアンパワーです。
でも、昨年7月の中国株暴落のあおりか、今年3月の香港ジュエリーショーの来場者ひとつ取っても、大手の卸業者より個人や小売店が増加していました。これは商いが小さくなった証拠です。初日こそ昨年と横ばいでしたけど、2日目からは客足もまばらで、今までのような活況感がありませんでした。
過去には、なんでもこぞってバイヤーが買い漁っていった時代もありましたが、現在は本当に良い物じゃないと価格の問い合わせすらないほど……。
このままだと、市場が崩れた際に、高い水準で買い取れなくなることだって十分にあり得ます。一方の国内市場も、アベノミクスの崩壊や先行き不透明な状態。だから、今こそがお客さまにとっては“売りどき”だと私は考えでいます。
<TEXT/山田ゴメス 取材協力/ラウンジデザイナーズ>
5、「査定人の顔が見えるお店」であるか?
これが一番大事! お店によっては素人が査定をし、値付けのみを本部の人間が行うケースが少なからずある。素人は取り扱いも慣れていないため、大切な品に傷が付いたり破損したりも。査定人を隠すことなく紹介してくれるお店が◎。
もうじき値崩れする予感も…売るなら今!
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