また別の友人は、駅から自宅に向かって歩いていたところ、スッと男が寄り添ってきて、やはり手をつないで歩き出したといいます。
以前にも似たようなことがあったので、すぐ「やめてよ!」と言ったけれど、男は押し黙ったまま。

「しかたないから、通りかかったカップルに『すみません! 一緒に帰ってもらっていいですか?』って声をかけて助けてもらったの。男は『なんでもないから行ってください』とか言ってだけど、あやしんだカップルの男性ににらまれて逃げてった」そう。
前出の、電車で手つなぎされた友人いわく、
「あの男はもしかしたら、『いやらしいことをしてやろう』というより、私に好意を持っていたのかもしれない。だとしても、許されることじゃないし、胸やおしりはアウトだけど、愛情から手を握るのはセーフだ、みたいな気だったら、とんでもない勘違いだと思う」とのこと。
いずれにしろ、頼れる男友達でも、通りがかりのカップルでも、もちろん警察でも、助けを求めることはとても大切です。
「チカンは若い色っぽいコを狙うもの」「胸やおしりを触るのがチカン」「満員電車じゃなければ安心」みたいな思い込みは危ないし、「私ならすぐつかまえてやる」などと過信もしないほうがいいのです。
“手つなぎチカン”は、巧妙なうえタチが悪いもの。「私には関係ない」と思っているあなたこそ、気をつけてくださいね。
<TEXT/みきーる>
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【みきーる】

ジャニヲタ・エバンジェリスト。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『
ジャニヲタあるある』(アスペクト)『
ひみつのジャニヲタ』(青春出版社)他。Twitterアカウント:
@mikiru。
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