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上野樹里×リリー・フランキー×藤竜也インタビュー。「年下と付き合っているよくわからないおじさんは俺の常」(リリー)

3人が私生活で居心地のいい場所を告白

――それぞれのキャラクターが居場所や行き先を探していく物語でもあります。みなさんのそれぞれ居心地のいい場所は? ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=601538
『お父さんと伊藤さん』より_4

『お父さんと伊藤さん』より

上野:自宅のリビングのダイニングの椅子です。 藤:僕も家ですよ。家族の中。友人といるときも楽しいけれど、家族というのは絶対的な場所ですね。 リリー:やっぱり家族がいて初めて、居場所ができるんですかね。自分の家でひとりでいても、別に落ち着いていることもないですね。 上野:現場も? リリー:あぁ、そうだね。家にいるよりも、たとえば今回の現場とか、落ち着いてたね。椅子に座ってタバコを吸ってるときなんか、すごく安らかな気持ちだったね。 上野:お昼寝してましたもんね。 リリー:いや~、またヘリコプターが来ましたねぇ、とかって言いながら時間が経っていくのがいい感じでしたね。 ――女子SPA!の読者は彩と同世代です。メッセージをいただけますか? 上野:ちょうど親が年を重ねていって、どうするのかとか考えていかなきゃいけないときに差し掛かってくる年齢ですよね。この物語を通じていろいろ感じられると思います。自分の家族と照らし合わせて観ていただけたら、きっと楽しめると思います。
『お父さんと伊藤さん』より_5

『お父さんと伊藤さん』より

リリー:女性がいろいろ物を思う年齢だと思います。そろそろ結婚しなきゃとか、子どもとか。でもそんなことばかり考えていると、どんどん本質を見失いそうな気もするんですよね。だから彩みたいに、いわゆる女性として結婚やなんやという一般的なことよりも、もっと漠然とした幸せ、“人間環境”を求めたほうがいいんじゃないですかね。時間とか年齢とか気にしながら生きないほうがいいと思いますね。 藤:人生のゴールデンタイムだよね。本当にゴールデンタイム。エンジョイ! ってね。
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『お父さんと伊藤さん』より

<TEXT&PHOTO/望月ふみ (上野樹里のみ)スタイリスト/岡本純子、ヘアメイク/HAMA> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】お父さんと伊藤さん』は10月8日より公開 配給:ファントム・フィルム (C) 中澤日菜子・講談社/2016映画「お父さんと伊藤さん」製作委員会
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
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