TOKIOの新境地を開拓! 菅田将暉、片岡愛之助…「勇者ヨシヒコ」のゲストが豪華すぎる!!【秋の深夜ドラマ】
【芸能ライター・スナイパー小林のドラマ評~2016秋ドラマ 深夜編 その3】
今クールの深夜ドラマがやけに見ごたえがあると話題だ。数ある番組から「黒い十人の女」「家政夫のミタゾノ」「勇者ヨシヒコと導かれし七人」「とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~」「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」の5つをピックアップ。芸能ライターが(おもしろくて)ニヤニヤしながら、秋の夜長にピッタリな作品たちを総評する。
●家政夫のミタゾノ
テレビ朝日/毎週金曜23:15~
主演:松岡昌宏(TOKIO)
尋常ではない家事、生活スキルを持つ派遣家政婦の三田園薫(松岡昌宏)は、実は女装をした男性という秘密を持っている。花田えみり(清水富美加)とペアを組み、家庭を回るのが仕事。でも、家庭内の秘密に触れるとその全貌を暴きたくなる癖がある。ぬかりなく真実へ近づいていく三田園によって、次に“汚れ”を落とされるのはどの家庭……?
タイトルからしてぶっ飛んでいると思ったけど、内容もさすがのぶっ飛びっぷり。まずはネットで話題騒然になったとおり、松岡昌宏が女装で登場する。男らしいイメージで通っている彼がすね毛を剃ったエプロン姿を披露しているわけだが、意外とサマになっているではないか。そうか、忘れそうになっていたけど彼の所属事務所はジャニーズ事務所。正統派の美形だからこそ、女装もしっくりくるのだ。
三田園が家事を褒められるたびに言う、「痛み入ります」という決めセリフ。ドスの効いた声でときどきチラ見せする男っぽさ。見ていてニンマリの要素は満載だ。
ドラマ内では、披露した家事テクニックをおさらいして紹介するコーナーがある。「DASH村(日本テレビ)」の大ヒットにより、農業&ホームセンター系アイドルのイメージが強くなったTOKIO。家事も松岡本人がきちんと現場で試してから撮影に臨んでいるんだろうな、と想像してしまう。そしてこのドラマで“スーパー系アイドル”の新タイトルも獲得。もう怖いものなしだ。
TOKIOの新境地を開拓
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