2000円で星付きレストランのコース!ふるさと納税の進化が止まらない
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢です。
実質2000円で地域の特産品を楽しめるとして有名な“ふるさと納税”(※)。
一方、フルタイムで仕事をしていると、食材をもらっても自炊で活かしきれないし、ハードルが高いと感じている方もいるかもしれません。そんな、日々忙しく過ごす働く女性でも楽しめそうな、新しいタイプのふるさと納税が始まっています。
※ふるさと納税=地方自治体を選んで寄付する制度。各地域の特産物がお礼品としてもらえ、実質2000円の自己負担ですむ(控除上限額の範囲内で寄付すると、2000円を超える部分の金額が税金から控除または還付される)
新しいスタイルのふるさと納税をスタートしたのは「ANAのふるさと納税」。
広尾、西麻布、六本木など多数の高級レストランを運営する「株式会社ひらまつ」が、ふるさと納税を実施している自治体の食材を使い、ランチやディナーを味わえる食事券を提供するプランをスタートしています。ANA、ひらまつ、自治体の3者が協力して提供している内容です。
現在申込みができるコースは下記のようになっています。
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■宮崎県小林市(申込期間~11/15 利用期間~12/11)
納税額:ランチ10,000円
店舗:西麻布 ギャーヴ・ド・ひらまつ
納税額:ディナー30,000円 50,000円
店舗:広尾 レストランひらまつ
■宮崎県綾町(申込期間~11/16 利用期間~12/18)
納税額:ランチ15,000円 ディナー25,000円
店舗:銀座 アルジェントASO
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申込みの締め切り期間が迫っていますが、今後も1ヶ月に1自治体ペース程度で継続して新たなプランを提供予定とのこと。自分のスケジュールや自治体、レストランのラインアップをチェックして活用してみると優雅な時間を楽しめそうです。
我が家も実際に体験してきたため、手続きの流れなどご参考になればと思います。
ANAのふるさと納税を使って、10/16日にWeb上で1万円の寄附を2回実施しました。口数=2と設定する箇所がなかったので、操作は2回行いました。
10/19水に帰宅するとポストに食事券が届いていました。
翌10/20木にさっそくレストランに電話をし、予約をしました。予約をしてから地元の食材を手配するため、一週間以上先の予定をお願いすることになります(直近の週末10/22土、10/23日は不可)。
今回はたまたま10/30日ハロウィンイベント、11/5土婚礼予約などが重なり、予約可能な最速の週末が11/6日とのことで訪問してきました(10/29土は私の都合上も不可)。
平日の都合がつく方はもうすこし調整しやすいかもしれませんが、土日で予定を立てる必要がある方は、納税と予約を早めに行った方がよさそうです。
お料理は食事券に含まれていますが、飲み物は別料金です。夫はあまりアルコールを飲みませんが、私は休日のランチにお酒を飲むのが好きなのでスパークリングワイン、赤ワイン、白ワイン各1杯合計3杯いただきました。(夫もノンアルコールカクテルを1杯)
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=614349
美味しいお料理とデザートを堪能し、レジでのお支払いはサービス料込で約4700円でした。サイト上の表記だとメインとデザートのみしか見当たりませんが、アミューズ、前菜、お魚、お肉、デザート、コーヒーと一通りのコースになっていてお腹も大満足です。
納税した2万円のうち、ほとんどは減税で戻ってきます(今年は他の自治体も含めると合計10万円程度納税をしていますが、9.8万円は減税で最終的には手元に戻ります)。
年間実質2000円+αの負担で、非日常のレストランでの食事も楽しめるのであれば嬉しい選択肢といえそうです。
ニュータイプのふるさと納税が次々登場
実質2000円で、ひらまつのコースを食べてみた



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『100%得する[ふるさと納税]完全ガイド』 これまで2000万円以上も寄付をし、さまざまな返礼品を受け取ってきた著者の金森さんは、おいしくてお得な自治体や、賢いふるさと納税の仕方を日夜研究し続けてきた。 その知恵を1冊の本にわかりやすくまとめようとしたのが本書なのだ。 ![]() |