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「逃げ恥」も面白いけど、この作品に一番笑った!【秋ドラマのストーリー賞】

よく笑わせていただきました

「黒い十人の女

「黒い十人の女」公式サイトより http://www.ytv.co.jp/kuro10/

●ストーリー賞:「黒い十人の女」(日本テレビ、読売テレビ) ※参考記事「バカリズムの描く不倫がクズすぎて爽快!「黒い十人の女」はこの秋一押しのドラマ」  2016年を通じてホットワードになった不倫がテーマのコメディドラマ。それもひとりの男に愛人が9人もいるというハチャメチャな設定だ。実はこの作品、1961年に同タイトル、同内容で映画化されている。その主演のたぶらかし男を船越英二が演じているのだが、今回のドラマ版では息子の船越英一郎がその役を引き継いでいる。作品の外にもストーリーが用意されていたのだ。  飛び交う女同士のバトル、風松吉(船越英一郎)のろくでもなさ、「不倫はクズだよ!」ときちんと不貞行為を風刺するギャグセンスに加え、LINEのスタンプでのやりとりという他ドラマが面倒くさがって取り入れない演出も入れる心意気。もうここまでくると、おもしろさの大渋滞だ。  脚本はお笑い芸人のバカリズム。「とと姉ちゃん(NHK)」の脚本家・西田征史も芸人出身だったし、お笑いは今まで観客の前でギャグを披露するものと固定されていたけど、ひょっとしたらこういう形でも可能性が出てくるのかもしれない。 <TEXT/スナイパー小林> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スナイパー小林 プロフィール】 ドラマ解説、芸能、恋愛、カルチャー、美容・健康ネタ好きのライターであり、編集者であり。執筆や編集を手がけた媒体は100冊以上。約20年以上ドラマをこよなく愛し、ついには趣味が仕事になった幸せ者のアラフォー。Twitter:@hisano_k
スナイパー小林
ドラマ解説、芸能、恋愛、カルチャー、美容・健康ネタ好きのライターであり、編集者であり。執筆や編集を手がけた媒体は100冊以上。約20年以上ドラマをこよなく愛し、ついには趣味が仕事になった幸せ者のアラフォー。Twitter:@hisano_k
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