さて、どうやって3Pの流れにもっていくかですが、まずは彼氏に、「あなたが他の女の人とやっているところを見てみたい。あなたが攻められて、いっぱい感じている姿がすごいそそるから」と提案してみてください。もしそれに乗ってきて実現したら、「今度は逆に私が感じてるところを見て興奮してほしいんだけど」と提案しましょう。先に自分が楽しんでいる手前、断りにくいと思います。 　この提案のポイントは、彼氏がないがしろ感を感じにくいことです。気持ちはあなたから離れていない、変わらずにあなたに向かっているんだよ、としっかり伝えてください。 　そしてゆくゆくは、3Pならではの醍醐味は一時的なないがしろ感にあるんだとわかるようになってもらいましょう。快感の当事者と傍観者を行ったり来たりするところがいいのです。それこそが1対1との決定的な違いです。主役になったりただの参加者になったりと、いろんな立場でセックスを楽しめるので一度で二度美味しく、癖になります。あなたならわかりますよね。 　ちなみに、あなたが抱いた3Pしたいという欲望は、多くの女性と同じです。女性にとって3Pはいつかはやってみたいプレイ、というデータもあります。 　そもそも、人の欲望を理性や制度、道徳で抑えることなんかできません。表面上抑えられてもかき消すことは無理で、それが出来るのは、その欲望よりも強大な欲望です。夢という強大な欲望のために目先の食事や睡眠が気にならなくなる、といった場合です。 　それに、人間、一度覚えた快感を忘れることは難しい。今のまま我慢をしていると、かえって3Pしたいという気持ちが強まり、次第に彼氏とのセックスに物足りなさを感じてくるでしょう。それならこっそりどこかで3Pをしてきて、「こんなもんだったっけ。記憶の中ではもうちょっと良かったはずなんだけど」となり、彼氏とのセックスがやっぱり一番だと噛み締められるようになれば、その方が2人の関係はうまくいくような気もします。昔のいい思い出というのは、往々にして盛られる傾向がありますから。 　あと、忘れないで欲しいのですが、あなたの体はあなたのものであって、彼氏のものではありません。彼氏に所有されていることで満足するのならいいのですが、あなたはそういうタイプではないでしょうし、2人の関係が所有や支配の場合、長続きしません。それでもどうしても彼氏を含む3Pにこだわると言うのなら、もう1人は彼氏にチョイスしてもらうのが大前提になるでしょう。