本命チョコ・予算1000円以下が1位!モテるには安チョコが効果的
バレンタインが近づくにつれ、世間は高級チョコレートの話題で持ちきりになります。TVやデパートで見かける可愛いチョコレートたち。ケースを覗くと値段は一粒300円とかゴージャスなケース入り5000円とか、クラクラするようなものばかり。
恋する乙女はさぞかし高価なチョコを男性に贈っているのでしょう。本命ともなれば5000円…いえ1万円も惜しまないのかも!?
ところが、通販サイト・ポンパレモールが「女性が本命チョコにかける予算」についてアンケートを実施したところ、こんな驚きの結果が発表されました。
Q.本命用チョコレートの予算はいくらの予定ですか?
(20~40代女性300人が回答)
1位 1~1000円 41.1%
2位 1001~2000円 32.8%
3位 2001~3000円 16.1%
4位 3001~4000円 5.0%
5位 4001~5000円 2.2%
6位 5000円以上 2.8%
なんと1000円以下が堂々の第一位! しかも4割以上の人がそう答えてるというから驚きです。流行に敏感なOLの間では『1000円以上のランチがオシャレ』と話題になる一方で、年に一度きり・聖なるバレンタインの予算が1000円以下……。
これはいったいどういうことなのでしょうか? もっと詳しく話を聞きたいところです。そこでアンケート対象と同様に、20~40代の“バレンタインは安く済ませたい”という女性に緊急リサーチを実施しました。
もっとも多かったのは“チョコよりプレゼントにお金をかけたい”派。
「プレゼントと合わせて2万ぐらいの予算。なのでチョコの値段はプレゼント次第で上下します」(同棲4年目・36歳)
「本命にはプレゼントがメイン。チョコはおまけ程度のものを添えます」(交際1年目・28歳)
確かに“プレゼントも一緒にあげる”のは本命にだからこそ。
「彼チョコは安物だけど、プレゼントを添えないぶん上司やお世話になった人には2000円ぐらいのチョコを贈ってる」(交際1年目・28歳)という意見が。
高級チョコそのものが不要になったわけではなく、用途を上手に使い分けている様子です。
また、“堅実に節約をしたい”という人も数多くみかけました。
「クリスマスと時期が近すぎるんですよ。年末に奮発したぶん、バレンタインは『安く済ませてもいいよね?』という暗黙の了解が」(交際5年目・36歳)
「手作りするのでお金はかかりません。ラッピングにも凝るわけじゃないし1000円もかかってないかも」(結婚3年目・31歳)
「そもそも旦那がチョコ好きじゃないから高いものは買っても無駄。1000円ぐらいが妥当」(結婚5年目・33歳)
と、節約したいというのは“ちょっと面倒くさい……”という気持ちの表れのようにも思えます。
そして、安チョコが人気の背景には、時代を反映したこんな意見も。
「高級チョコを喜んでくれる男性が減った! 特に草食系男子にはお金をつかわないほうが“家庭的”って喜ばれますよ」(結婚1年目・28歳)
そういえば、今のモテ子は『弁当女子』(職場にお弁当を持参)どころか『水筒女子』(デートに水筒を持参)だと聞いたことがあります。男性のニーズに女性も合わせてるのかもしれませんね。
そんな“モテ”に合わせてうまく使い分けてる小悪魔女子もいました。
「肉食系社長の彼にはゴディバをあげるし、草食系公務員の彼氏にはわざと1000円ぐらいのチョコをあげて好感度アップを狙ってます」(交際2年目&3年目・26歳)
必ずしもチョコにお金をかける必要はない、というのはなにかと出費の多い女性にとって嬉しいところですね。
だけど、年に一度のチョコレートの祭典・バレンタイン。贅沢チョコを味わうチャンスも捨てたくない! あえて、本命に高級チョコを贈り目立つもよし、自分のためにご褒美チョコを買うもよしです。美味しいバレンタインを過ごしましょうね。
【調査概要】
ポンパレモール
・調査期間:2013年12月6日~10日
・調査方法:インターネットによるアンケート調査
・有効回答者数:300名
<TEXT/そらこ PHOTO/テレサKasprzycka >