⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=665659
――作品によってはエンドロールを見て、あ、これも中村さんだったんだ! と気づくこともあると思います。そういう反応は嬉しいですか? それとも中村さんが出てる! と思われたい?
中村:個人的には、中村倫也という名前はなんでもいいと思っているというか。まあ、それだと仕事にならないので事務所が困っちゃいますけど、中村倫也本人は別にいらないんじゃないかと思うんです。作品を観る人にとっては関係ないじゃないですか。役者としては、どこまでもつかめない人でいたいなとは、ぼんやり思いますね。だから、エンドロールを見て気づくというのは、しめしめと思います(笑)。主演、脇を問わず、なんでもやれる役者になりたいですし、なんでもやらせたい役者になりたいです。
――『愚行録』公開に際し、女子SPA!読者に向けてメッセージをお願いします。
中村:このサイトの読者世代の女性が観終わった後の感想が知りたいです。だから手紙とか送ってください(笑)。『愚行録』は女子のバトルも現場のひとつなので、すごいあるあるだなって思うのかどうか、気になります。男にはわからないですから。もし巷にありふれているのなら、戦々恐々として、知らなければよかったって思うかもしれませんけど(笑)。
『愚行録』より
<TEXT&PHOTO/望月ふみ>
『愚行録』は2月18日より全国公開中
配給:ワーナー・ブラザース映画/オフィス北野
(C) 2017『愚行録』製作委員会
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。
@mochi_fumi