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月経カップってどんなもの?そのメリット・デメリット

生理以外の時は洗ってジップロックへ

「保管方法については、生理が終わったら綺麗に洗ったうえで、清潔に保てるようにジップロックみたいな袋に入れておくなどしておいて、使う直前に煮沸消毒をするのが一番安全性が高いと思います。  また生理中は、最低でも1日に一度はカップを洗浄してほしいのですが、お風呂の時にいったん出して洗うのが、手っ取り早いです。古い血液がカップについて固まったりするのでちょっとお湯につけておいて、それから洗うといいですね。  洗浄力の高いものや殺菌効果のある洗浄料を使い、すすぎ残しのないようきちんと流してください。その後、アルコールスプレーをかけておくのがおすすめです」 女性の必要なツール一式 生理中、量が多い日はトイレに行くたびに経血を捨てて入れ直した方がよいそう。少なくなれば半日に一度でもオッケーらしいのですが……  出し入れのとき、手が汚れてしまいませんか? また、ネイルをしていたら、出し入れ前後に手を洗うのが大変そうなのですが。 「手をきちんと洗ってからやるのが一番良いですが、手を殺菌したり、殺菌作用のあるウェットティッシュで手をふいてから出し入れするか、あとは使い捨ての手袋を使うか、ですね。  使い捨て手袋は使っている人が多いと思います。出し入れの時に汚れないというのは難しいですし、指先についたところで外にでて手を洗うのもなかなか難しいですから。  お医者さんが使っているようなピタッとしたゴム手袋はネットでも販売されています」  確かに血まみれの手でトイレの個室から出るのは抵抗感ありますし、手袋は良いですね。月経カップ、ナプキンについた経血でかぶれたりする方には、おすすめですよ。  ちなみに、漏れてくるかもしれない、という心配がある方、初心者の方はナプキンを併用するのもアリだそう。肌が弱い方は、布ナプキンにしておけば肌当たりも優しいです。

慣れるまでは難しい

 一方、デメリットとしては、コツをつかむまでの出し入れが難しいこと、あとは、爪を伸ばしたりネイルをしている人だと、素手で膣内にカップを挿入することで、中をひっかいてしまったり、傷つけたりしてしまうこと。  爪の間には細菌がついているので、不潔になりやすいことですね。本当はなるべく爪は短い方が良いそうですが、そういう意味でも、ゴム手袋は必須ですね。  肌が弱い方は、是非一度試してみてはいかがでしょうか? <TEXT/寺西ちえ>
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