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「愛の50%はセックスが占める」。『モン・ロワ』監督が大人の愛を語る

 ヴァンサン・カッセルがダメ男を演じる『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』が公開中です。


 付いたり離れたりを繰り返すあるカップルの10年を見つめた同作は、カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞。女優としても監督としても活躍しているマイウェン監督がメガホンを取り、男女の愛憎を映し出しました。15歳のときにリュック・ベッソン監督と恋に落ち、その後結婚、出産。ミラ・ジョヴォヴィッチの出現により離婚し、その後も別の男性と結婚し出産するも再度離婚に至るなど、自身も波乱に満ちた人生を送ってきたマイウェン監督に話を聞きました。

マイウェン監督

マイウェン監督

主演女優の抜擢理由は「光り輝いていないから」



――監督と同様、女優兼監督として活動するエマニュエル・ベルコ(カンヌ国際映画祭女優賞受賞)をヒロインのトニー役に抜擢した理由を教えてください。

マイウェン:最初にジョルジオを演じるヴァンサン・カッセルが浮かんだの。彼はイケメンだし、有名だし、存在そのものが光り輝いている。だからあえて、あまり光り輝いていない、どちらかと内気なところがあって、グラマラスでセクシーで見た目がステキだとは思わせないような女性がいいと思った。だけど、すごくハッピーなときはステキな女性に見えて、ヴァンサンにはない成熟した魅力のある人。それでエマニュエルを選んだのよ。

⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=681094

『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』より

『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』より

――確かに幸せなときのトニーはとても美しく見えました。喜怒哀楽の全てが出ている役でしたが、引き出すために気を配られたことは?

マイウェン:トニーが幸せなときに美しく見えたのは、私が演出しているからよ(笑)。俳優というのは、他人の視線を意識しすぎて本当の自分をさらけ出していないときがある。だから私はビジュアルで彼らの演技のチェックをするより、彼らのセリフの音、声を聞いて、これは嘘っぽいとか、これはいいとか判断していった。

『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』より_2

『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』より


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愛の50%はセックスが占めている

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