楽天については、さらにポイントを稼ぐことができる“
楽天ペイ”を菊池氏は紹介していました。
楽天ペイ 公式サイト
楽天ペイとは、スマホやタブレットで楽天IDに登録されたクレジットカードや楽天ポイントでの支払いができるサービス。スマホアプリにクレジットカード情報を登録するので、ユーザーが直接支払い金額を入力して決済したり、QRコードにスマホをかざすだけでリアル店舗でも簡単に決済ができます。
これを利用すると、まずクレジットカードのポイントが貯まり、さらに200円につき1ポイントの楽天ポイントが別途貯まります。つまり、ただカードで支払うよりも、0.5%上乗せになるわけです。
貯まったポイントについて、「固定費の支払いにあてて家計の負担削減に繋げることが大切」だと話す菊池さん。
株式会社「ポイ探」の菊地さん
菊池さんがオススメするのが、楽天モバイルを利用して、毎月の通信費を楽天スーパーポイントでまかなう方法です。「携帯代を支払えるほどポイントが貯まるか?」と思いますが、楽天モバイルのような格安SIMサービスはそもそも料金設定が安く、3.1GBプランでの契約なら月額料金は税込みで1728円。
買い物に加え月々の水道光熱費などの支払いも楽天カードで行えば、1730ポイント程度を貯めるのはそれほど難しいことではないので、通信費の実質的な負担を0円にすることは十分に可能なのです。
前述のおトクな貯め方例でいうと、各キャリアの携帯利用料はポイントで払えますが、格安SIMサービスの利用料は払えないのです。
2. Yahooo!ショッピング、LOHACO(Tポイント)→ソフトバンク携帯の利用料が払える。Y!mobileの利用料は払えない
3. ローソン(dポイント)→docomo携帯の利用料が払える
4. Wowma!=ワウマ(WALLETポイント)→au携帯の利用料が払える
格安SIMでなければ、「ポイントで利用料金を全部払う」のは無理でしょうが、携帯代の足しにはなりますね。
楽天モバイルやY!mobileのような格安SIMにするかは、ポイントとはまた別の判断になりますが、菊池氏いわく「デメリットは朝と昼の時間帯に通信速度が落ちるぐらい」とか。
ちょうど大手キャリアのバカ高い通信費にうんざりしているところだった筆者は、少し乗り換えに気持ちが傾きました。日中はヘビーにスマホを使っているわけではないなら、検討してみる価値はありそうです。
<TEXT/持丸千乃>