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NHK桑子真帆アナ、炎上した“半笑い”だけじゃない“ゆるふわ”すぎるトーク

“親しみやすさ”を求められて金縛りに?

 今回ばかりは難癖ではなく、そう言われても仕方ないといった感じですが、押さえておきたいのは桑子さんが決してふざけて半笑いになっていたわけではないという点です。むしろ、“親しみやすさ”の呪縛にがんじがらめになっていたために、かえって不謹慎になってしまった可能性がある。
NHK公式サイトより

NHKはニュース全体を一新したらしい NHK公式サイトより http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/tasuki/news/index.html

 同じく4月に始まった『ごごナマ』でMCを務める美保純(56)も、スタッフから「NHKに出たからって真面目にならないで欲しい」と“リクエスト”されたといいます。これが諸悪の根源なのだろうと思うのです。  “親しみやすさ”や“ゆるふわ”をクソ真面目に追求することが、かえってキャスターから自然なリアクションや言葉を奪っている。  そう考えると、桑子さんの「へぇ~」や「そっかぁ~」が上滑りするのも当然。彼女が気にしているのは、いまそこで行われている会話ではなく、会議室で決められたコンセプトなのですから。  そんな状況で当意即妙なやり取りなどできるわけもなく、結果シリアへの武力行使に「怖くなりましたぁ……」と言ってしまう。ある意味では脱力系の極みなのかもしれませんが。  っていうか、ニュース番組に笑顔とか親しみやすさとか必要なんですかね? いち視聴者としては、その部分で“そもそもを知りたい”のです。 <TEXT/沢渡風太>
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