もうムダ買いしなくなる、おしゃれの法則「リレーション」って?
なぜ多くの人はたくさん服を買ってもおしゃれに見えないのか?
ファッションブロガーで、独自に開発したメソッドによるファッションレッスンも行っている小林直子さんは「おしゃれの勉強をしていないからです」と即答します。
なんでもおしゃれには、「おしゃれなるための手順があり、きちんと学ぶことができる」のだとか。そこで今回、インテリアショップの販売職であるカオリさん(25歳)が小林直子さんに弟子入りし、「おしゃれ」を学んできました。第1回は「3色ルール」、第2回となる今回は「リレーション」です。一緒におしゃれについて学びましょう。
カオリ:おしゃれには「リレーション」が必要ってことですけど、そもそもリレーションってなんですか?
小林:関係という意味です。
カオリ:ファッション誌で「リレーション」なんて言葉を見たことないんですけど……。
小林:だって、私しか言ってないんですから。庭のデザインをするときに、花と花同士、似た色でつながっているのなら、その色をリレイティブカラーと言います。洋服の場合は、色だけではなくて、柄やシンボルでもリレーションをつくってもいいので、私はそれをリレーション、つまり関係と呼んでいます。
カオリ:具体的にはどういうことをいうんですか?
小林:前回、全身の色を3色以内でまとめる3色ルールの話をしましたよね。例えば、ネイビー、白、赤と自分で決めたら、その3色で全体のコーディネートをつくるというルール。
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カオリ:はい。ネイビーのジャケットにジーンズ、それから白いTシャツと、赤いバッグ。これだったら3色ルールでいいですよね。じゃあ、リレーションは?
小林:リレーションは関係という意味なので、一つでは関係とは言いません。だから、赤いバッグを入れたら、靴まで赤くして、バッグと靴で関係をつくります。すると、そこにリレーションができます。
カオリ:なるほど。じゃあ、バッグだけ赤で、靴は白だとどうですか?
小林:白いTシャツと靴でリレーションはできたけれども、赤は1点なので、リレーションとは言いません。それでも構わないけれども、赤いバッグをよりおしゃれに見せるためには、赤いバッグとほかの何か、例えば靴でもいいし、ベルトでもいいので、関係をつくると、よりおしゃれに見えるというわけ。
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カオリ:関係させるのは、靴とバッグの二つということですか、それともそこにベルトまで入れないとだめなんでしょうか?
小林:2点以上で関係ができるので、2点でも3点でも、それ以上でもいいです。

「リレーション」って何?

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