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こんな“おりもの”は危険。感染症やガンのサインも…【女医に聞く】

「おりものが多い」と思うほとんどの場合は勘違い

――病気以外でも、おりものに変化が生じる時ってありますか? ecd888839604f24d27e40a7c897f29ba_s「時折外来で見かけたのは、タンポンの抜き忘れなどで強い悪臭を伴うおりものが出ている患者さんですね。  ほかには更年期~閉経期、ストレスや脱水などでおりものが減少することもあります。若年性更年期障害や早期閉経などの疾患により、同様におりものが減少することがあります。  おりものの変化にはこのような症状や様々な疾患が隠れていることがありますので、『何か普段と違う』と感じる日々が続いたら、婦人科を受診してくださいね」 ――普段からおりものが多い人もいるかと思うのですが、そういう人はどうしたらいいんでしょうか。 「自分のおりものが正常なのかどうかというのは、人と比較しにくいものなので、わかりませんよね。多いと訴える方のうちのほとんどは、特に西洋医学的に異常とはいわないことがほとんどです。  一方で、確かに感染症でもなく、腫瘍でもなく、もともと体質的に多い方もいるようです。この場合は、漢方薬で体質改善をしていくことで正常化することがありますよ」  いつのまにかパンツを汚すやつら……そんなふうに、おりものを軽視してはいけなかったんですね。自分のために、これからは注意深く観察することにします。 <TEXT/寺西ちえ> 【寺西ちえ】 アラフォーママライター。 ヤンチャざかりの息子に付き合わされる忍者ごっこは、高齢出産を経た身に堪えます。産後の尿モレがひそかな悩みです。
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