買う服・捨てる服をどう決める?“なりたい自分”になるファッション道
ステップ4)「わたしのジェニーちゃん」の説明書をつくる。
本書には下着姿のジェニーちゃんが掲載されていて、その周囲を説明で埋めていく作業です。
ステップ5)コラージュをつくる。
やっと具体的なファッションのワーク。ステップ4の説明書に沿って、雑誌やインターネットからイメージに合うアイテムの写真を探して、自由にコラージュするというもの。まさに着せ替え人形ですね。
すべてのワークが終了したら、ジェニーに憑依したままワードローブのチェックです。
そして「『なりたい私(ジェニー)』に合わない服は処分する」と、なんともスパルタなお達し。ここで身ぐるみ剥がれる人もいそうですが、すっきりと整理してしまうのもひとつの手でしょう。
本書では、そのあと、服の買い方やコーディネート術が続きます。
このとおり実行するのは私には無理があるかな…というのが正直な感想ですが、それを踏まえた上で楽しんでしまえば新たな道が開けそうです。服を一新したら髪型もメイクも変えたくなって、結果的に人生も変わるかも。
自分改革のとっかかりとして、服から「なりたい私(ジェニー)」になってみるのもいいかもしれませんね。
<TEXT/森美樹>
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「なりたい私」に合わない服は処分する!
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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