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沢尻エリカ主演ドラマ「母になる」つらい!つらすぎる…その理由は

「育てた側」門倉麻子(小池栄子)

 9年前、アパートの隣室で置き去りになって泣いている広を見つけます。当初、虐待されて置き去りになった子どもかと思い、放っておけずに手を差し伸べます。警察に届けずに息子として育ててしまいますが、2年前のある事件をきっかけに広の目の前からいなくなることを告げ、保護施設に預けました。  元々愛情は人一倍あったのでしょう、広と過ごす7年で、更にそれが強くなったことも分かります。一度は「本当の母親」である結衣の元へ広を送り出すように、冷たく突き放しますが…。  よく、ドラマなどでは「血のつながりがなくとも…」みたいな感動的な展開があったりしますが、このドラマでは、血のつながり以上の”繋がり”をどう見せてくれるでしょうか。最初の頃こそは、手紙の一件で、「嫌な人」みたいな印象を持つ人が多かったかもしれませんが、麻子のバックボーンが明らかになるにつれ、必ずしも悪ではない人なのが観ていて辛くなるかもしれません。  毎週楽しみにしていたこのドラマですが、中盤の今、「楽しみ」というより「辛い」感覚の方が強くなりました。だって、みんな演技上手なんですもの…。  今では「母になる」を後回しにして、週の半ばの水曜日は「水曜日のダウンタウン」で、新しい説に腹抱えて笑っている…その方が、私には向いているようです。 <TEXT/タケダマコ>
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