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炎上したエロじじぃのモテ術と、米国紳士流のモテ術。女性の皆さんどう思う?

●彼女が人前でおならをしたら「俺です」と名乗り出よ  シチュエーション別のトラブルシューティングも味わい深い。  カクテルパーティーで、彼女がおならをしてしまった場合、どう振る舞ったらいいでしょう? それが付き合い始めのころだったら、何も起きなかったふりをして、もう一杯お酒をごちそうしなさい。長く交際している女性だったら、勇気を振り絞って「俺です」と名乗り出ろとのことです。  これはけっこう真面目かもしれませんね。 カップル●彼女が風邪をひいたら、身体を拭いてあげなさい  あとは、彼女が風邪などひいてしまったときに紳士がすべきことのリストもいいですよ。  弱っているときは映画の評価基準が低いから、とにかくなんでもいからDVDをかきあつめておけとか、食べ物に関してはソーダクラッカーとジンジャーエールがあれば間違いなし。  それにおしぼりで身体を拭いて清潔にしてあげれば、あなたのことを忘れないだろうと。

アメリカでも、そういう紳士は絶滅危惧種?

 もちろんこれを全部本気にしてやる必要はないのですが、でも心構えとしては結構本質を突いていると思いませんか?  笑えるんだけど、『GG』とは違ってちゃんと相手と向き合ったやり取りって感じですよね。日本でも若いうちからこういうことを教えるべきなのかもしれませんね。 デートイメージ とはいえ、『Esquire』が思い描くような男性像は本国でも絶滅危惧種なのだといいます。現編集長のジェイ・フィールデンは、こう語っています。 「トランプ政権のバノン上級顧問みたいな極右勢力に対抗するのがピンクの帽子をかぶった女性団体である時代において、教養豊かで中立的なレイモンド・カーヴァー風の紳士、つまりエスクワイアが長年に渡って理想としてきた男性像が入りこむ余地があるのかどうか、かなり難しいところだ」 (The ‘Esquire Man’ Is Dead. Long Live the ‘Esquire Man.’ The New York Times 2017年2月4日配信、筆者訳)  こちらはこちらで、“イチボをツンツン”とは違った悩みがあるようです。 <TEXT/石黒隆之> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
石黒隆之
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。いつかストリートピアノで「お富さん」(春日八郎)を弾きたい。Twitter: @TakayukiIshigu4
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