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ディーン・フジオカが結婚詐欺師に!私生活では「器の大きな男になりたい」

 直木賞作家・井上荒野氏の小説が原作の映画『結婚』が公開中です。


 その主人公・古海健児に扮して、女性たちを虜にしていく結婚詐欺師を華麗に演じているのが、ディーン・フジオカさん。NHK連続テレビ小説「あさが来た」、「ダメな私に恋してください」(TBS)で真っ直ぐで爽やかな男性を演じてきた彼に、今回の役とどう向き合ったのか話を聞きました。

ディーン・フジオカさん

ディーン・フジオカさん

役づくりはまず自分との共通項を探す



――今回、一番チャレンジングだったことはなんでしょう。

ディーン:ひとりでいるときの演技が難しかったですね。詐欺師なので、ターゲットがいる場合は、そのターゲットを自分の持っていきたい方向に動かすという目的があるから、アプローチの仕方もはっきり見えるんです。でも、いろんな関係性のなかで、ウソを突き通している人間が、自分ひとりになったとき、どういう時間のすごし方をするのか、何をしているのか。そこは難しかったですね。

『結婚』より

『結婚』より

――役を作る際に、ディーンさんはご自身の中から共感できる気持ちを引き出していくタイプですか? それともゼロから役を作り上げていく?

ディーン:自分との共通項を探すところから始まりますかね。そこから、なんとなく役をイメージして、今回ならヴァンパイアっぽいなとか、つかみ取れない感じが、こういう洋服のテクスチャーだったらいいんじゃないかとか、こういう小道具があったらキャラクターとしての深みが出るだろうとか、こういうセリフを言ったらおもしろいんじゃないかとか、実際に使う使わないは別として、考えていきますね。輪郭がぼやけた状態から、だんだんと輪郭がはっきりしてきて、古海健児スイッチが入っていく感じです。

『結婚』より_2

『結婚』より

――今回の古海は、オールバックにしたときに詐欺師としてのスイッチが入るのかなと思ったのですが、ディーンさんがスイッチを入れるためにすることはありますか?

ディーン:パンツは赤とかそういう感じですか(笑)? なんだろうな。気合を入れるためにすることとか、うーん。

――緊張した状態からリラックスモードに変えるために、気づくとこういうことをしているとか。

ディーン:音楽ですかね。音楽で空間をどういう風に埋めるか。頭の中で音楽を流している状態でもいいんですけど、それで一気にモードを変えるかな。空間をコントロールしたりするのって、匂いとか音楽とかが手っ取り早い気がしますね。

『結婚』より_3

『結婚』より



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女は騙されてあげてるだけ

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