窪塚洋介「実はヤベーなと思ってた」。ハリウッド後初の邦画出演を語る
可能性の幅を無限にするために準備中
そのワンクッションがすごくよかった。ニュートラルなところに一度戻ってから映画に臨めたので、この作品の真価を見据えることができたと思うし、余計な心配やプライドといったものを現場に持ち込まずに済んだんです。
でもまぁ、この作品に携わったみんなの熱が凄かったので、余計なものがあったとしても、溶かされちゃったとは思いますけど、でも作品のチョイスとしていい順番だったなと思っています。
――俳優・窪塚洋介は、今後どういう役者になっていくのでしょう。
窪塚:自分としてはやっぱり基盤は日本だと思っています。でも今決まっているのは全部外国の作品。まぁ、全ての仕事で、フルスイングでホームランを打てるようにしておけばいいかなと。そういう現状でもあるので、今は英会話をやったりジムに通ったりして、未来を見据えてもっともっと自分のできること、可能性の幅を無限にするために準備をしている感じです。
ダサいことだったら、ダサいことにならないように変えればいい
<TEXT&PHOTO/望月ふみ>
『アリーキャット』は全国順次公開中
配給:アークエンタテインメント
(C) 2017「アリーキャット」製作委員会望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
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