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「スカートの中に手が…」テイラー・スウィフトがセクハラ裁判を“1ドル要求”で起こした理由

 日本でも人気のアメリカの歌手テイラー・スウィフトが、ラジオDJのデヴィッド・ミューラー氏からセクハラを受けていたとして、目下裁判で争っている。
テイラー・スウィフト

テイラー・スウィフト

 2013年、自身の公演におけるステージ裏での写真撮影の際、ミューラー氏からお尻を掴まれたとして、コロラド州デンバーの裁判所で申し立てを行っているテイラー。ミューラー氏からセクハラを受けていたことは「確定的」だとテイラー側の弁護士は主張している。  元々は、テイラーがミューラー氏のセクハラを公にしたことにより、年収15万ドル(約1600万円)とされるデンバーのラジオ局「KYGO-FM」での仕事を失ったとして、2015年9月にミューラー氏がテイラーを提訴していた。  この1か月後、今度はテイラーが対抗訴訟の構えでこの“暴行”に対し逆提訴し、今回のセクハラ裁判に発展した。なお、ミューラー氏が職を失ったことについて、テイラーに責任はなかったとの判決が下されたと各メディアは報じている。  今月8日(火)にはテイラーが出廷し、陪審員らに対し2013年6月2日に起こった暴行現場の写真を提出したとのことだ。写真にはテイラー、ミューラー氏、そしてミューラー氏の当時の恋人シャノン・メルヒャーがポーズを取っている。  しかし問題のミューラー氏の右手が、テイラーの後ろに隠れて写っていないとのことで、ミューラー氏の弁護士はこう主張している。 「ミューラー氏は、スウィフト氏のスカートの中に手を入れてはいません。スカートが乱れていないではないですか」 「ミューラー氏はテイラー氏に不適切に触れたということに対し全面否定をしています」  そのうえでミューラー氏の弁護士は、このような不当な訴えは侮辱的で、間違っているため容認できないとしている。 テイラー・スウィフト_2 今回の冒頭陳述において、ミューラー氏は自身の名誉を晴らし、失った収入のために訴えを起こしたことを述べている。  だが、一方のテイラー側の弁護士、ダグラス・ボルドリッジ氏は「この写真に何か問題がありますか? 女性が暴行され、通報し、それに対して訴えられたのです」「これは不適切に触ったというものではなく暴行です」と8人の陪審員に語り掛けた。  母アンドレアさんと共に出廷したテイラーが、この訴訟で要求しているのはたった1ドルの賠償金。これは、女性たちがセクハラに「NO」と声をあげられることを示す「名誉のため」の裁判なのだとしている。
<TEXT/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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