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乙武洋匡さんの元夫人が提訴。不倫夫から取れる金額はどのくらい?

 昨年3月に5人の女性との不倫関係が明らかになった乙武洋匡氏(41)。同年9月には離婚が成立、その後は徐々に活動を再開していましたが、今月4日、元夫人の仁美さんによって提訴されていたことが分かりました。 乙武氏 提訴の内容は、「精神的損害の賠償」および「不貞行為による損害賠償」。ともに乙武氏と不倫相手に対しての提訴となっています。

ズバリ!請求される額はどの程度?

 「週刊新潮」8月17・24日号によると、提訴のきっかけとなったのは、昨年11月に乙武氏が出演したTV番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)。その際に発言した内容が、離婚時に交わした「守秘義務契約」を違反した上、事実と異なっていたため提訴に踏み切ったといいます。  今回の場合、請求額はいったいどの程度なのでしょうか?  まずは「守秘義務違反による精神的損害の賠償」について。離婚時に金額を定めることもあるのですが、定めがない場合、「通常は高くとも数十万程度」(鮫島玲央弁護士・アディーレ法律事務所)だと言われます。  もっとも、この数字は一般的なもので、今回乙武氏がテレビという影響力の強い媒体で話したのであれば、仁美さんに与えた損害は大きいと考えられます。増額の理由として十分考慮される事柄なので、それ以上の額になる可能性も……。 ショック 次に、「不貞行為による損害賠償」ですが、100万~300万円ほどだと考えられます。この金額は、一般的には乙武氏と不倫相手が連帯して支払うものだそう。 「負担割合は2人の間で決めることができます。しかし、自分の分を支払ったからといって、責任を果たしたとはなりません。一方が支払わなかった場合は、他方が全額を支払わねばならない決まりになっています」(同)

「精神的苦痛」ってどうやってはかる?

 今回、仁美さんは守秘義務を破られ、さらには事実と異なることを話されたと精神的苦痛を訴えています。しかしこの「精神的苦痛」、そもそもどのようにしてはかるのでしょうか? 「精神的苦痛はあくまで主観的なものであり、損害を算定するのは容易ではありません。そこで、一般的には婚姻期間、不貞期間、不貞回数、婚姻関係が円満であったか、幼い子がいるか等の客観的事情を総合的に考慮して判断することになります。」(同)  不貞回数など詳細は分かりませんが、5人もの女性と不倫関係にあった上、海外旅行まで共にしている乙武氏。一定以上の額を請求されても不思議ではありませんね。
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相手の女性を訴えるケースは意外と多い
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