“片脚を上げた下向きの犬のポーズ”は、シンプルに見えて奥が深いポーズです。下記の項目に気を付けながら安全に正しく行いましょう。 1. フローリングや絨毯の上は手足が滑り危険。必ずヨガマットやストレッチマットの上など滑りにくい場所でおこなうこと。 2. プロセスの＜2＞で伝えている“ダウンドッグ”の手と足の間隔を守ること。手足が近すぎたり、離れすぎていたりすると、本来効かせるべきパーツに効かなかったり、体を痛めたりする恐れがあります。 3. 背中が丸まりすぎたり、反りすぎたりしないように自然なラインを意識する。 4. “ダウンドッグ”のポーズでかかとが床につかない方は、その場で片足ずつ足踏みをしてふくらはぎ・もも裏の緊張をほぐす。徐々に柔軟性を高める意識で、無理に伸ばしすぎたりしないようにしましょう。 5. 蹴り上げた足は、体の中心のラインでキープする。 　このポーズは、腕や足、お腹周りの力を必要とします。最初から頑張りすぎることがないように、まずはプロセス＜3＞でキープしてみたり、キープ時間を短くしたりして、今の自分の体に合った取り入れ方をしていきましょう。 ＜TEXT・PHOTO／高木沙織＞ 【高木沙織 プロフィール】 美容ライター／ヨガインストラクター／ビューティーフードアドバイザー／スーパーフードマイスター。多角的に美容・健康をサポートする活動を行っている。過去には『AneCan』『Oggi』の読者モデル、ファッションモデル、ナレーター等も経験。Blog：http://ameblo.jp/0293tg/ Instagram：saori_takagi