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「えっ…言葉が出ない」脳腫瘍になった49歳女優ケイト・ウォルシュの告白

 アメリカの人気女優ケイト・ウォルシュ(49)は、2年前に脳腫瘍の摘出手術を受けていたそうだ。  テレビドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』で人気を博したケイトは、極度の疲労に悩まされながらも多忙なスケジュールを優先していた。しかし、2015年に病院で脳腫瘍の1つであるレモン大の髄膜腫が見つかったことで「目が覚めた」と明かしている。
ケイト・ウォルシュ

ケイト・ウォルシュ

 ケイトはその頃を振り返り、コスモポリタン誌にこう語っている。 「正気じゃないくらい働いていたの。おそらく週に80時間とかね。それにすごくたくさん運動もしていたから驚きはしなかったわ。運動の内容を変えてハイキングとかソフトな運動に戻ればいいんだって思ったの」  しかしケイトは、運転中に片側に寄って行ってしまうことや、脳に霧がかかったようになって発話にも問題が生じていることに気付き、より警戒心が高まったのだと続けている。 「失語症のように感じたけど、ただ言葉を見つけられないっていうことだけではなかった。思考のつながりを失って、文章を終わらせられなかったのよ。その辺りから本気で心配になったわね。『脳腫瘍』なんていう言葉は私の中にはなかったんですもの」 「とにかくMRI検査を受けたけど、医者たちは待ちもしないで『放射線科医に会ってください』って言うから深刻なんだって分かるわよね。そして『かなり大きな脳腫瘍があるようです』って言われたの。もう頭が真っ白になった」 「私の付き人の運転で病院に来ていたから、彼女がメモを取れるように部屋に連れて来なきゃいけなかったわ。だって私は集中できなかったから。こんな展開は思いもしなかった」  その3日後に腫瘍の摘出手術を受けたケイトは、医師団のサポートを称賛。さらに、自身の体に耳を傾け、何かおかしいと感じたときには、本能を信じて助けを求めることを学んだという。

医療ドラマでは優秀な外科医を熱演し大人気に

プライベート・プラクティス

『グレイズ・アナトミー』のスピンオフドラマ『プライベート・プラクティス』で医師役を好演※アマゾンより

 日本でも人気の医療ドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』には当初、ゲストとして出演していたが、視聴者の反響が大きくレギュラーに昇格したというケイト。その人気から『グレイズ・アナトミー』のスピンオフドラマでは、ケイトが主演を務めた。  ドラマで有能な外科医という役柄を演じ、「仕事のできるクールな女」というイメージが強いケイトだが、これからはくれぐれも自分の体を大事にしてほしい。
<TEXT/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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